どうもバードマンやけんです。
今回ははるか遠い離島まで羽ばたいてきました。
そうです!みんな大好き佐渡島に行っちゃいました!
もうね、離島サイコー!!な笑いあり涙ありトラブルありの珍道中となりました。
今回は記憶が結構残ってるので長くなりますが、テレワークの合間にでも見てください。
太鼓を鳴らせー!!
ドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドン
はい。仲間内で流行ってたのでとりあえず言ってみました。
太鼓の音は全く関係ありませんがドンデン山とはドンデン高原全体の総称で最高峰は
尻立山(940m)です。
ドンデンの意味は丸いなだらかな地形らしいです。by ヘイ!Siri!Siritateyama!
2018年4月21日 私は深夜の高速を走り新潟にある快活クラブを目指していた、、、
そう、仮眠がとりたいんじゃあああああ!!
もう若くないです。おっさんです。ヒゲ生えてます。10年後にはハゲてます。
ということで夜中に新潟港付近までやってきた我々は仮眠の後に佐渡汽船近くにある立体駐車場にやってきました。
この駐車場は1日の上限が1500円ですが、佐渡航路利用者は800円に割り引かれます。
詳しくは↓↓↓
今回のメンバーは北千住山部不動のリーダーsea-nov氏と巻き込まれ系女子のminchさんと私やけんの3名でお送りしていきます。
おっさん達がエスポワール号に続々と乗船していきます、、、
違うか〜!!
金銭的な問題はリアルカイジなsea-nov氏は限定じゃんけんに勝つことができるのだろうかっ!!続きはNetflixで、、、するとかしないとか。
船内はすごく綺麗です。
ゆっくり横になりたかったので1等船室(ジュータン席)に今回はしました。
面舵いっぱい~。
無賃乗船の常習犯は今日もやってきます。
黒煙をモクモクと巻き上げ、いざ出向!!
とりあえず売店でゲットしたたこ焼きで腹ごしらえ。
この船をこの船長に任せたら佐渡島に着くことは無いでしょう。
と、そうこうしているうちに佐渡島が近づいてきました。
約2時間半ほどの船旅となりました。
これが今回のメインデッシュの金北山か、、、
本日はドンデン山を登ってドンデン山荘に泊まります。
金北山は翌日のアタックを予定しています。
佐渡島のゆるキャラ「サドッキー」がお出迎え。好物はどじょうです。
ぶりじゃないんか~い!!!
おけさとは猫が化けた美女の名前が由来となっています(諸説あります)
両津とはとある派出所の不良警官の名前が由来となっていません(諸説ありません)
交差点からでも金北山を望むことができます。
佐渡島に渡ってまず何がしたいか?もちろん飯食わないとです。
これから体力勝負が待ってますからね。
佐渡汽船ターミナル内にあるお食事処「よろこんで」はネットで調べたら現在閉店してました。
アレのせいか???悲しい、、、
こんなに凄いよブリカツ君!ぶ〜りか〜つ君ぶ〜りか〜つ君ぶ〜りか〜つく〜ん♬
新潟県のグルメといえばタレカツですが、佐渡島ではブリかつです。
曲は無視してください。私は満足です。
甘めなタレだけでごはんがごはんがススム君なのは言うまでもないですね。
絶賛婚活中です。
ということでやってきましたアオネバ登山口。
今回の登山のスタート地点。ここへはドンデンライナー(要予約)というバスで行けますが、確かタクシーで行ったと思う。
運転手さんに金北山山頂までお願いしたかったのですがしぶしぶ歩くことにしました。
本日のコースタイムです。(紫色の線が歩いたルートです)
9:50アオネバ登山口→10:32落合→11:01ユブ→11:39アオネバ十字路→
12:38ドンデン山荘→13:48出発→14:16尻立山→14:42ドンデン池→15:36ドンデン山荘
行動時間5時間46分(休憩時間1時間含む)
のんびりスタートでも山頂とって山荘まで戻れるくらい余裕ありました。
アオネバって漢字でこう書くのね。理由は後ほどわかります。
まずはニリンソウがお出迎え。
春山では良く見かける定番の花。1本の茎から花茎が2輪ずつ伸びているのが由来。
結構な水量。雪解けのせいかな?
ニリンソウがとにかく多い多い。
二輪愛好会の集会くらい集まってるとか集まってないとか。
山の斜面がなんかあお〜い。察しの良い方はもう分かったかもですね。
これはオオイワカガミかな。なんか元気ないですね。
こう見えてイワカガミの数倍大きいんです。
そしてカタクリの登場。佐渡島登山を代表する2トップのひとつです。
もう一つはシラネアオイで群生が見られるのはもう少し後かな?
巨大なぜんまいみたいなものも現れた。
退屈な樹林歩きにならないのがいいですね。
天気は良好で歩いてるとすぐに暑くなりました。
この黒い花を咲かせているのはエンレイソウといい、花が咲くまで長い年月がかかる為
延齢草と呼ばれていた。
これ春の山菜として食されているそうですが、めちゃくちゃ美味いらしい。
機会があれば食べてみたいですね。
これはエゾエンゴサク、薄い紫色がきれい。
多分花のピークはGWがベストっぽいですね。
とにかく水量も豊富で沢の音が気持ちいいです。
キクザキイチゲは美人薄命な花で春のはかない短命な植物。
早くも残雪登場です。
今回は軽アイゼン携帯してきました。
フクジュソウはその名前のとおりおめでたい花ですね。
花言葉は幸福、長寿、死の危険などです。うんうん、、、、、えっ??
こわっ!!「死の危険」は根っこに毒があるからみたいです。
なんにでも表と裏があるのがこの世の常である、、、
フクジュソウの群生。ここは天国か地獄か?
緩やかに沢沿いを登っていきます。
福嗣という分岐に、、、間違えました。信子、、、違うか〜!!
これはユキワリソウかな。雪を割いて開花することから春の前ぶれをを知らせる花です。
紫色だけでなく白色のものもあったりします。
そこらじゅう花だらけですね。
特にカタクリはたくさん咲いてましたね。
なんちゃって渡渉が待ってたりもします。
派手に壊れた看板があります。
くそ〜!!ことごとく大事な部分が壊されてやがるっ!!
三人の叡智を用いてなんとか分かりました。ここはユブです。
ちきしょおおおおおおお!!側面に書いてあるじゃねえかよおおおおお!!
と茶番はこれくらいにして先へ進みます。
この青い粘土見てください。これがアオネバの由来だそうです。
途中で見た斜面の青い土も粘土質だったのですね。
徐々に雪の上を歩くことが増えてきました。
水量増えてきたな、再びミニ渡渉。
ここにもアオネバ。もうアオネバ尊しですね、、、、
このブログ卒業の季節かもしれませんね。
雪の上は涼しくていいですね。サクサク進みます。
アオネバ十字路に到着です。まだこの時点でお昼前、山荘にはお昼くらいには着けそうです。
これは花を付ける前のハクサンシャクナゲかな。6〜7月にはこの辺りで群生が見られるかも。
なんかピンクリボンが巻いてある柱がありますね。
雪に埋もれた電柱でした。
電柱のてっぺんを上から覗くことは今後ないでしょう。
金北山への道のりは明日通過しますのでここはドンデン山荘方面へ向かいます。
カーブミラーもこの通りすっぽり埋まってしまい、雪の多さが伺い知れますね。
雪の下はアスファルト舗装された道路が走っているであろう道を進みます。
少し霞んでますが海がきれいです。結構登ってきました。
道端には春の到来を感じさせる光景が、、、
電波塔のようなものが見えてきたらドンデン山荘は近いです。
天気にも恵まれてよかったよかった。
ドソデシ山荘、、、これじゃないようです。ンとソの点の位置に苦戦したのが感じられる看板。
車で来る人はあの道を通ってくるのかな。正面は小佐渡山地かな。
で写真中央にあるのが加茂湖で牡蠣の養殖が盛んだそうです。
離島にある湖では最大なんだと。
冬季封鎖中のゲートが見えてきたので通過します。
両津港も見えますね。
金北山ってカッコイイ形してるなと改めて思いました。
ドンデン山すぐそこ荘、、、ここでもないかぁ。
と駄文を連ねているとドンデン山荘に到着しました。
六角形のフォルムの小屋が印象的ですね。
建物も綺麗です。なんといってもお風呂に入れるのもドンデン山荘の良い所です。
今日はちょうどドンデン山の山開きの日だったみたいでデッキで神事式が行われていたそうです。
式は終わっていましたがおもちをいただいちゃいました。
きなこをまぶした草餅が登山で疲れた体に糖分を吸収してくれます。
美味しい~!!
山荘脇の広場でのんびりする人々。テント張るスペースなのかな?
ウッドデッキもあるのでゆったりするにはサイコーな環境です。
眺めも佐渡島を一望できる抜群なビュースポットとなっております。
簡単な軽食も食べれます。日帰り入浴もできるんですね。
とんちぼうどんがたぬきうどんだった事より、左下のドンデン丼がどんなメニューだったのが今更気になって眠れません。
お餅で空腹を満たしたので付近を散策します。
明日は青ネバ十字路に戻らないといけないので今日はドンデン山のピークハントをします。
もう軽装で行きます。全裸でもいいくらいです、、、
うそです。風が強いので靴下くらいは履いたほうがいいです。
謎の電波塔はさっき見えてた物ですね。
謎の三角点を発見。
気持ちの良い牧草地が見えます。夏季は牛とか放牧してるらしい。
寝転がりたくなるような大草原が目の前に広がっています。
で、寝転がる人。でも実際はのんびり寝れるような状態では無くすごい暴風。
少し進むと何か見えてきました。
14:16 ドンデン山(尻立山)に到着しました。
サドッキーに対抗すべくバードマン野犬に変身しました。
でも最後に勝つのはみんな大好きブリカツ君です。
もうほんと風が強すぎて話し声が聞き取れず、全員ひとみばあさんになれます。
「あ、あんだってぇ~?」
もう少し先へと進むことに。
標高1000m未満とは思えない気持ちいい景色が見れるのも佐渡島登山の良い所です。
う~ん!絶景!!
ここの景色は感動しました。アルプスともやりあえる絶景です。
分岐看板にも放牧牛への注意喚起が。夏の時期に行ってみたいですね。
険しい大佐渡山地の中でこのドンデン高原は緩やかな山容になっています。
ドンデンは漢字で書くと「鈍嶺」だそう。
ドンデン池に到着。ここも風が無ければゴロゴロするのに最適な場所である。
激しい風で波打つ水面。
寝転がって池を撮る人を撮る人。
今日の登山はここまで!!
戻ります。
帰りにドンデン避難小屋に寄り道。
小屋の中は綺麗です。普通にここでも良いぐらいです。
来た道を戻ります。
ここにもカタクリを少し見ることが出来ました。
ドンデン山荘に到着。
ちなみにアイゼンは無くても歩けましたが、軽アイゼンくらいは用意しといたほうがいいと思います。
部屋は二段ベッドになっていて修学旅行を思い出します。
山荘内はめちゃくちゃ綺麗です。写真見てたらまた行きたくなってきちゃいました。
夕飯もおかずが豊富でおなか一杯になりました。
ごちそうさまです!!
ドンデン山ピンバッジは迷わず買え!!な一品です。
形状が佐渡島になっているのがGOOD◎
昔は金北山バージョンがありましたが、今は売ってないみたい(泣)
◎まとめ◎
ドンデン高原は大草原が広がる絶景と素敵な山荘があり、人におススメしたくなるスポットである。
花も豊富で登山道を歩くも良し、車で楽に山荘まで来て散歩を楽しむも良し、テントを張ってキャンプを楽しむも良し、ブリカツ君と婚活するも良し、と良い所だらけの場所でした。
夜景を撮影するぞと意気込んでいた私でしたが、部屋に戻って速攻で寝落ちしました。
次回は金北山との激闘編です。後編へ続く。