山と犬と挽肉と

やけんの外遊びを綴ったブログです。

集めたくなる登山の副産物。山バッジのすゝめ

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どうもこんばんは、やけんです。

皆さんは集めている物ってありますか?私の世代だと子供の頃にカードダスやビックリマンシールや空き缶を公園などで集めるのが流行っていました。

3つ目はうそです。

当時ビックリマンのお菓子の方(ウエハース)を食べずに捨てる子供が続出したのが社会問題になったとかならなかったとか。

そんなことはどうでもいいですが(良くないですが)私は登山をする際にバッジをちょいちょい購入しています。

せっかく頂上を踏んだ山だし何か記念に残る物はないかなと思っているとありました。

バッジや手ぬぐい、Tシャツなどその山オリジナルのグッズがたくさん売っているんですがその中でも金額も安く場所も取らないバッジが手頃なので集めることにしました。

そんなバッジと共に登った山を振り返ってみようという新しい登山記事が仕上がるまでの時間稼ぎのお話です。

 

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山バッジはこのようにシブ〜い感じの物が多かったのですが、最近はかなりデザインも凝った物が多くコレクション魂に火をつけてしまう為、気づけば買いすぎて財布も同時に炎上してしまう事もしばしばあったりもします。

という事で個人的に山バッジを買うときにルールを決めています。

①登っていない山のバッジを買うな。

欲しいなら登れという事です。

②ひとつの売店で買うバッジの数は多くても2個までとする。

もっと欲しいならもう一度登れという事です。

③バッジがないからといってこの山は登らないとかはNG。

バッジが無くても良い山はたくさんある。バッジが無くても登ろうね。

というわけで今までに集めたバッジの一部を紹介していきましょう。

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まず、加賀の名峰として知られている白山のバッジです。その雪に覆われた白銀の山がしっかりと表現されており、星がきらめく夜空のような色合いが気に入っている。

室堂の売店にて購入。

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白山は野人ハッシーと初めて無謀な旅をしたときに登った山で、全国を飛び回って登山するきっかけになった旅でもある。室堂から見上げる白山の姿と大きさに心踊っていたのを良く覚えている。

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お次は八ヶ岳の中でも北八ヶ岳エリアにある人気の山、北横岳のバッジです。

金色をベースに八ヶ岳の山容に筆で描いたような黒字で北横岳と書かれている意識高い系バッジである。ピンクの花もアクセントになっていてイヤミの無い仕上がりですね。

北横岳ヒュッテにて購入。

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北横岳はロープウェイを利用する事で初心者も簡単に頂上に立てる、オススメの山です。山頂からの眺めも抜群なので登山してみようかな?という方は是非!!

ただし装備と計画はしっかりと準備しましょうね。

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次のバッジは山バッジ??と思ってしまうほどのデザインです。

山バッジは何もその山のバッジだけとは限りません。中には山小屋のバッジなんてのも数多くあったりします。これは北アルプスの三俣山荘のバッジである。

このTシャツのロゴに使われそうなデザインの中にしっかりと山も描かれています。

どことなくストリートな香りも漂うこの技ありバッジもお気に入りの一つである。

三俣山荘にて購入。

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これも北アルプスにある水晶岳のバッジで、もう名前どおりに水晶が描かれている。

これは昔、水晶がこの山で採れた事からその名前が付いているらしい。

水晶小屋の赤い屋根がワンポイントになっておりバランスの良い仕上がりですね。

「北ア」と略しているのも私の中では評価高いです。

水晶小屋にて購入。

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 三俣山荘のすぐ前には鷲羽岳がその翼を広げるようにそびえています。途中土砂降りに遭い、一気に体温が下がってしまい山の恐ろしさを体験したのも良い思い出です。

約1週間山に籠もるという過酷な旅でしたが、その思い出話は仲間内ではいつも笑いのタネとなっている。

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これも山荘系のバッジで、かの有名な景勝地である上高地から槍ヶ岳奥穂高岳などを目指す人にはお馴染みの小屋のバッジである。

高級感のあるデザインに冬のアルプスが描かれているのですが、個人的に東京の表参道っぽい雰囲気がしてならない。

横尾山荘にて購入。

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続けて紹介するのが、槍ヶ岳のバッジ。槍ヶ岳はメジャーすぎる山であるがため、そのバッジの種類も豊富である。

この槍の穂先と雲海のデザインは、当時訪れた槍ヶ岳で見た景色とシンクロしていたので迷わず選びました。

槍ヶ岳山荘にて購入。

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槍ヶ岳はシーズン中は登山道が大渋滞になるほど人気の山です。残雪の時期は人も少なめでなおかつ雪渓歩きが楽しめるのでオススメです。

アイゼンとピッケルは必須ですので、しっかりとした準備と、私のような初心者の方はベテランの人と同行したほうが良いと思います。

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この可愛いバッジは北アルプスにある双六岳のバッジです。

この白いイタチのような動物はおこじょといい、この真っ白な毛は冬毛です。

確かに双六小屋までの道のりで私もおこじょにばったり出会いました。

双六小屋にて購入。

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双六岳は山頂付近がかなり平坦で気持ちの良い稜線歩きが楽しめる山だったのが印象に残っています。

慣れないテント泊装備に体力を削られてしまったのを今でも覚えています。

双六小屋でテント泊した時に作った腐った鍋を食べたのは、今でも良い思い出です。

腹を壊したら即下山してただろうな、、、

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おこじょに会った話はこっち。↓↓↓ 

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最後は記憶に新しい、巻機山のバッジです。

想像を超えていた難路に命の危機すら感じたこの山に相応しい重厚なバッジ。

黒と金で描かれた巻機山、シンプルですがこの色味がたまらなくシブくて良い。

このバッジは地元の集落の方々が、何かいいお土産はないかと作成したもので巻機山桜坂駐車場料金所と清水集落にある泉屋旅館民宿小野塚やまご旅館、そして山田屋酒店の5ヶ所でのみ販売している。地域愛を感じる逸品っていうのもいいですね。

山田屋酒店にて購入。(過酷すぎて下山時に駐車場はすでに閉まっており買えず、別の登山の時に寄り道して購入しました)

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破線ルートであるヌクビ沢コース上にある布干岩という素晴らしい一枚岩はその場にいた全員を魅了しました。

本当のパワースポットってこういう所の事を言うのでは?と思ってしまった。

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おまけその①

霧ヶ峰にあるころぼっくるひゅってのバッジを紹介。トリコロールカラーを基調としたエンブレムがかっこよくて気に入っている。

ころぼっくるひゅってにて購入。

私は霧ヶ峰を歩いた後にケーキセットを食べに寄りましたが、ギリギリの時間に行ったのに快く案内してくれたのが印象的でした。コーヒーも余ってるからとサービスしてくれたのも嬉しかったです。

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そのケーキセットがこちら。外のテーブル席でのんびりとサイフォンコーヒー美味しくいただきました。

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有料道路から無料道路となったビーナスラインを使えば車で立ち寄ることもできるのでオススメです。

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 おまけその②

もはや登山関係ねえという、、、出雲大社のバッジです。

私が一番驚いたのはバッジあるんかい!!というところです。

しかもクオリティも高いときたもんだ、、、これは即買いですね。

観光センターいづもにて購入。

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大注連縄はその大きさと迫力に衝撃を受けました。縁結びの場所へおっさん2人で訪れたのもさらに衝撃的でしたがね。

 

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いかがでしたでしょうか?

紹介したバッジはほんの一部であり、世の中にはまだまだたくさんの山バッジが存在しています。

冒頭で山バッジの無い山に登らないのはNGと書きましたが、反対にここの山バッジすごい欲しいからこの山に登ろうっていうのは大いにアリだと思います。そこから新たな発見や思い出が見つかるかもしれません。

登山は奥が深い。そして山バッジの世界も奥が深いってお話しでした〜。

 

〜おしまい〜