2018年4月29日 吾妻連峰へ行ってきました。
で、この吾妻連峰は西吾妻山が百名山ブランドを冠しておりますが、百名山ハンターとしては珍しく今回登っておりません。
こんな近くにあるのに登らないなんて珍しい!!
やけんよどうしたんだ、、、
実はですね、、、、
全然覚えてません!!!
記憶となんとなくそーだったであろうという感覚だけで旅の記憶を辿る男の
孤独な戦い(記事更新)が今始まるッ!!!
ということで、続きをドーゾ!
一切経山(いっさいきょうざん)は福島県と山形県に跨る吾妻連峰の一座である。
標高1948m 今も火山活動が続いてる活火山でもある。日本三百名山
東吾妻山(ひがしあづまやま)は標高1975m。のっぺりとした山容が特徴。
三等三角点を有する福島市内の最高地点。写真は東吾妻山
吾妻小富士(あづまこふじ)は標高1707m。火山噴火で吹き飛んでできたすり鉢状の火口がインパクト抜群の山である。駐車場から簡単に登れて周回できちゃうので観光客もたくさん登っています。
2018年4月28日夜に千葉県某所にて集合。
深夜のハイウェイを駆け抜けるムーンライズ。
向かう先は浄土平ステアウェイトゥヘヴン。
sea-nov氏のデビューシングル「ADUMA」が誕生した瞬間だった、、、
しらんがな〜
で仮眠ののちに朝を迎えました。
おお〜・・・なんの山だろ・・・あれ・・(小声)
浄土平はもう言わずと知れた観光地であるので続々と車やバイクやローラースルーゴーゴーがやってきます。
結構雪残ってるじゃな〜い。まぁ大丈夫でしょう!
しゅっぱ〜つ!
それでは本日のコースタイムです。
8:08浄土平→8:53酸ガ平避難小屋→9:31一切経山→10:21酸ガ平避難小屋→11:50東吾妻山→14:17浄土平→14:55吾妻小富士→15:20浄土平
行動時間7時間12分 (休憩時間1時間30分含む)
早速橋を渡って登山開始です。
天気は良好、コンディションも良好、記事を書いている私の記憶にだけ深い霧がかかっております今日この頃いかがお過ごしでしょうか?
登山ポストに登山届けを投入して進みます。
皆様も登山届けは必ず出しましょうシルブプレ!
少し破壊されていますがルートや一切経山と五色沼の豆知識、今日の占いなどが記載されていますので要チェックです!
最後のは嘘なので占いが気になる方はめざましテレビの占いを見てから壮大に遅刻して浄土平にお越しください。駐車場が満タンで気分は最下位を味わえます。
さて茶番はこの辺にして先へと進みましょう。
今日も今日とて同行者は山部リーダーsea-nov氏である。
早速の雪上歩きが始まります。
前回の佐渡登山から引き続き残雪登山である。
といっても日当たりのいいところはもう雪は無く、正面にドン!と構えている吾妻小富士はもうほとんど溶けてなくなっていました。
活火山だし地熱の影響とかもあるのかな?
一切経山と吾妻小富士は雪少なめで、東吾妻山は結構残ってた。
まず目指す一つ目の目的地である一切経山、なだらかだけど荒々しい山ですね。
先行者を目指して進みます。
安定の足跡あるから辿ろうよスタイルです。
前回の登山から1週間しか経っていないので体もいい感じにウォームアップされておりスムーズに登っていきます。
振り返ると見えるのは東吾妻山、、、だよね、、だよね?
不安だヨォォォォ。記憶が記憶がぁぁぁ
雪はもう腐りまくっててズブズブな感じです。
踏み抜きとか気をつけていきましょう。
斜度もキツく無く実に登ってて気持ちのいい登山道である。
まずチェックポイントの酸ガ平避難小屋に到着。
トイレもあるので浄土平でトイレ行かなかったうっかりさんやガラスのストマックを
お持ちのぷりっとさんはここで済ませて進みましょう。
綺麗な避難小屋ですね。
作りもしっかりしてました。
さらに進んでいきます。sea-nov氏の右手に夏道もあるのでそちらを歩いてる登山者もいました。
我々はこのまま雪上を直登します。
夏道を行く登山者。
ブログ書いてて思います。この頃は暇さえあれば登山してたのになぁ、、、
なんせ2021年に登った山ですがたったの2座です。
2022年は現時点で1座しか登ってません。
そんな私が何をしてたって???
異世界にてゾンビだらけの終末世界を生き残る為にサバイバルしてました。
画像からもゾンビとの壮絶な戦いが見て取れますね。
兎にも角にもコロナによって再び家に篭る生活に逆戻りとなってしまいました。
話が横道に逸れましたが、登山道は逸れるとロクな目に合わんのでしっかりと進みましょう。
閉ざされていた雪の世界と春の訪れを感じさせる緑の境界線がせめぎあっていました。
雪上歩きはこの辺で一度終了。夏道を進んでいきます。
雪に隠れていて分かりませんでしたが、ここは火山。
夏道は岩ゴロゴロの荒々しい登山道です。
あの山は、、、磐梯山!!!
ずいぶん前に登った山だ。懐かしい、、、
吾妻小富士の気持ちのいい爆裂具合を拝めます。
一切経山へのラストロードを進む。
裁縫道具の針刺しのようなものが出てきたらそこは山頂でございます。
奥のでっかい山は安達太良山だと思います。
一番最初に登った百名山で感慨深い、、、ガスガスで展望0だったけど、、、
一切経山に到着です。360°パノラマの山頂は広さも申し分ないです。
ただ風が強い日とかは遮るものが何もないので逆に怖そう、、、
三角点にもタッチ!
一切経山から見下ろす五色沼は通称魔女の瞳と呼ばれており、その美しきブルーの瞳で登山者を魅了している。
まだ開眼したばかりで眠いのか半開きでした。
白と青の組み合わせが美しいこの時期にしか見れない魔女の瞳ってのも特別感があって良きですね。
sea-nov氏は早速、魔女に魅了されましたが、そんなことより浪費癖から目を覚ましてほしいもんです。ってかく言う私もそうなんですが、、、
北千住山部はいつまでたっても貧乏登山から抜け出すことは無いでしょう。
さて道のりはまだ続きますので小休止の後出発の準備をします。
磐梯山カッコイイ〜!!!
磐梯山も活火山、裏磐梯からだと山体が吹き飛んでる激しい姿を見ることができます。
山って見る方角から全然姿が違って見えるのも非常に面白いですね。
はにすけもひとしきり絶景を拝んだので左に見える東吾妻山を目指します。
鎌沼方面へ進みます。
すでに見えているのが鎌沼です。
名前の由来は簡単です。見た目が鎌に似ていたからです。
結構絶景だよね!!
酸ガ平避難小屋まで戻ってきました。
この分岐を鎌沼方面に進みます。
安心安全な木道歩きが始まります。
雪道なのでみなさん色んなルートでアタックしてますね。
でこの山はなんだろね?
笹に囲まれた道に変化!飽きさせない七変化登山道。
鎌沼に近づいてきました。
形が鎌に似てるからって鎌沼だなんて可哀想に、、、
今から新しい名前をつけてあげるからね、、、
sea-nov氏が名付けてくれたキミの名は、、、
鎌沼恵美子だ!!!
鎌沼の名前が劣化した瞬間だった。
すっごい綺麗な水質です、、、
そこからはもうことあるごとに鎌沼恵美子連発してました。
多分この日発した言葉ランキング堂々の1位です。
2位は疲れた。385位はセレブの家庭に来世は生まれないかな?です。
登山道七変化が止まりません。恵美子のほとりを雪上歩行します。
恵美子デカスギィィィィィィィィイイ!!
五色沼よりでかいんじゃない?
恵美子に別れを告げて進む。また登山道が変化した!
東吾妻山方面へ向かう。
木道歩きもここで終了。再びの雪上歩行!
ここからが何気にハードだった。
道が不明瞭なのでとりあえず山頂目指して直登するんだけど腐ったズブズブ雪を踏み抜く踏み抜く。
一番やばいところでは胸の高さくらいすっぽりハマって抜け出すのに難儀したっけな。
木の側には近づかないのが懸命、、、
東吾妻山側から望む吾妻小富士。
景場平とかいうポイントだけどこの標識も近づきすぎれば踏み抜きます。
ウネウネ進んでいくとやっと雪のエリア終了。
ここは一気に疲れた、、、
sea-nov氏も愛用の抱き枕で就寝しそうでした。
11:50東吾妻山到着です。ここでお昼休憩とします!
安達太良山よ!またカレー食べに行くぜ!!!バァン!!!の図。
くろがね小屋の源泉掛け流し温泉で股間を湯の花で真っ白にしたいね!
そんな素敵なお山である安達太良山を眺めながらのランチタイム(コンビニ飯)
はにすけも休憩中。
山頂で飲むコーヒーは間違いなく美味い!
これも登山者の特権であろう。
贅沢な景色で贅沢な休憩時間を過ごします。
さてそろそろ、浄土平へと戻りましょう。
帰り道もスーパー踏み抜き登山道に注意して進んでいきます。
姥ケ原と呼ばれる開けた場所に出る。
再び迷いの森へと突入。
雪の下山道は毎度楽しいってことではしゃいでますが油断するとすぐ踏み抜きます。
雪解け水で小川化した道を行く。
もうどこが正規のルートか分らんのでGPSで登山道へと直進しました。
やっと木道が出てきたので登山道に復帰しました~。
GPS偉大~!
浄土平目指して再びの雪上歩き。
吾妻小富士の火口にDIVE!!!な1枚。
撮影が終わったら黙々と降る人。
浄土平に帰還しました。
ここで登山完了ではございません。
消化試合、、、ではなくて吾妻小富士にアタック開始します。
お昼時の浄土平は観光客やハイカーで賑わってます。
近辺のどの山よりも立派な標識。
ちょっと!!ほかの山の標識は傾いてたり倒れてたぞ!!!
集客力のある所に投資はされるのはどこの世界もおなじですね、、、
観光客に紛れて登っていきます。
登りきって振り返るとドドン!と即席ラーメンのような速度で絶景が拝めてしまいました。
そりゃこっちの整備に投資するわなぁ!
でこの御鉢と来たもんだ、、、これは反則よ!!!
登山しなくてもこれだけの絶景が拝める。
浄土平はまさにこの世の極楽浄土だった。(そのまま)
ただし油断をするとあの世の極楽浄土へもれなく特急券で逝けますので皆様におかれましては安全な旅をお楽しみくださいませ。
吹き飛んだ山体は火山エネルギーの凄まじさを物語っています。
そう、大地は呼吸しているのである。それを10分で分からせてくる吾妻小富士の圧倒的パフォーマンス!
「た、隊長~!東吾妻山が息してません~!」
福島市(多分)も一望出来ちゃいます。
と景色と手軽さの暴力で煽ってくる吾妻小富士。
一切経山「魔女の瞳があるじゃろがい!」うんうん確かに。
東吾妻山「展望が良いよ、、、」いや弱いんじゃああああ!
て、東吾妻山も良い山よ。
御鉢は一周30分程で周れてしまいます。そりゃ観光客に人気あるよね。
sea-nov氏は天然水のCMを意識してましたが、未だにCMのオファーは来ていないそうです。
といわけでこれにて全登山工程完了です。
登山の後はもちろん温泉タイムです。
帰りはのんびり温泉にて登山の疲れを癒します。
このにはパノラマ露天風呂という名物露天風呂(メインの風呂とは別で着替え直さないと行けない)があったのだが入ったか入ってないかは私の記憶の中から消えていた。
そして惜しまれつつも2021年5月31日に閉館となり消えていった。
むむぅ、、、コロナめ、、、
◎まとめ◎
吾妻連峰を今回歩いてみましたが、火山帯エリアという事もあり樹林帯少なめの展望多めの登山となりました。
夏道になるとまた変わってくるのでしょうがそれはまた新らしい発見ということで楽しめるに違い無いでしょう。
そうです。登山は二度おいしいのです。
一切経山からの魔女の瞳は圧巻でしたが、著名なブロガー様達がやられている下まで降りて魔女の瞳with一切経山snowREMIXをする事をオススメします。
吾妻小富士は登山なんて疲れるからやりましぇーん!って方は気軽に絶景が楽しめるので是非浄土平にお越しくださいませ。
最後に、、、東吾妻山も良い山だからみんな登ってね!!!
〜開眼されし魔女の瞳〜 おしまい