野人と行く、限界ギリギリの無謀な旅 シーズン7【おまけ】三瓶山のガスはさんべー(3倍)だぁぁぁ!!!
大山登山を終えた我々は、次なる山を目指し島根県へとやってきました。
が、ががががががガスがすごい、、、
もうね、登る前から展望が期待できないのは分かっているんです。
でもせっかく来たし、登りますか。
ということになり行ってきました。
まぁ、大したことは書けないので流し読み程度で見てくだされ。
三瓶山は島根県にある山で主峰の男三瓶山を含む六つの峰から成る。
主峰の男三瓶山は標高1126m、室の内という爆裂火口を囲むように六つの山が座しています。
東の原登山口駐車場にやってまいりました。
空に星が出ているし、天気はもしかしたら良いかもしれない。
そう思って仮眠につきました。
AM4:50 起床。
うん、安定のガス。
我々に新しい朝も希望の朝も来なかった。
といってもこのまま帰るのはもったいないのでそりゃ登りにいくに決まっているのです。
東の原登山口を出発します。
さぁて、ガスに巻かれに行きますか〜。
何故か圧倒的早朝にリフトが稼働しているので乗らない選択肢は無い!
ただ、標高を上げていくと包まれていく白い世界にリフトの降り場で降りずにそのままリフトで1週してやろうかと思った。
和牛を放牧中の看板とゲート。
こんなガス登山の我々に残念賞の和牛一頭くれたらおとなしく帰ります。
本日のコースタイム紹介です。
オレンジの線が歩いた道のりで、反時計周りに進みました。
5:14東の原リフト→5:28女三瓶山→5:50ユートピア→6:15男三瓶山→7:27室の内池→7:48東の原リフト
行動時間2時間34分 休憩時間0分
リフトを降りてすぐにでも左方向へと進みたいですが、右へ行かないと行けないので首だけ左を向いて体は右方向へ進みました。
おかげで首を痛めたので治療費をください。
すぐに三瓶山のわかりやすいマップと指導標が出てきます。ここは右方向へと進んで行く。
ガスガスの登山道を進む。
ガスの中の希望、それは花。
カワラナデシコがたくさん咲いていたなぁ。
それ以外は覚えていない、三瓶山って登ったっけ??
三瓶山の思い出は?と尋問されても私には黙秘権があります。
うっすらと何かが見えてきました。
そびえ立つ電波塔。
意識高い系登山者が、「景観が損なわれるから警官にいちゃもんつけてやる」のおやじギャグでお馴染みの電波塔。
え?そんなおやじギャグ知らない?そりゃそうだ。今適当に作ったし。
そんなブログですここは。
よっしゃー!女三瓶山頂獲ったリィィィィィィィィ・・・・・・・
ハッシー、もう帰らない?
「・・・・」コースケ・キタジマも何も言えねえ景色だぜ。
ヤマホタルブクロはキキョウ科の多年草である。
そっくりなツリガネソウがありますが、下を向いて花が咲いているのでこれはホタルブクロで間違いないはず。
イワギボウシも咲いてました。植物って分類が結構曖昧なのね、、、
一応ユリ科で分類される事もあるらしい。
うっすらと浮かぶ二つの山体は小三瓶と孫三瓶と思われる。
当初周回ルートで歩く予定だったので通るはずだったが、この展望なので行くのは止めました。
なんちゃってロープ場、そんな事より「なんちゃってガスでした〜、今から晴れます」
みたいな号外は無いんかい?
兜山と呼ばれる謎ピークは地図にも載っていなかった。
暗〜い樹林帯を進む。さっきからアブが鬱陶しいんだが、、、
この辺りでアブの襲撃に遭う。
暴れまわって振り払おうとしたら、派手に転んでメガネが吹っ飛びました。
ユートピアは私にとってはアブ襲撃により「ユートピアの変」という黒歴史となりました。
ユートピアからの男三瓶はガスもさんべーだぁぁぁ!!!
ただ言いたいだけです。
ホソバノヤマハハコは大山でも見かけたねぇ。
歩き始めて1時間ほどで開けた場所に到着。
霧の中の謎小屋、ゲゲゲの人が住んでそうですね。
本当なら空が近い、この先は絶景!!てな感じなんだろうが今回はお預け。
それでもイワギボウシの群生がお出迎えしてくれたので良しとしましょう。
広場の中に立つ標識、あれはまさしく、、、
6:15 男三瓶山頂に到着です。
三角点にもタッチしたのでもう十分でしょう。
あざ笑うかのように陽の光が挑発してきたが騙されないぜ!
下山じゃ!!
山座同定で登山客を楽しませるこいつも今日は機能する事は無いでしょう!
次回は頼むよ〜。
朝露によってしっとりとしたカワラナデシコ
室の内池を通って東の原のリフトまで戻るコースを進む事にします。
イワギボウシとアザミ
カワラナデシコとタカネナデシコの違いが分かりません。咲いてる場所で名前が違うとかなのかな?
相変わらずアブがやってきやがります。
アブがずっと追いかけてくる恐怖みたいなのを以前聞いた事がありましたが、本当なんですね。
急な下りにはロープがしっかりとあったりと登山道はよく整備されていたと思います。
森の住人ゲコゲーコ。
競輪選手の太もものようですね。
室の内池は、室の内火口にある小さな池です。
下り切ると平坦な歩きやすい道が広がりますが、アブの襲撃が激しくなる。
シューティングゲームのビットのように自機の周りを旋回しています。
ビットは心強いが、アブは、、、、超こえぇ!
こうなったら仕方ない、、、アブと全面戦争じゃ!!
ハァァァァァァァァァ!!!
立ち止まれ無いので歩きながら標識を撮影、止まる事は許されない。
池が見えてきた、しかしここも常に動きながら撮影。
そう私はマグロ、、、止まる事は出来ない。
噴火によってできたであろう室の内池、活火山の定義が見直された事により三瓶山も今は立派な活火山だそうです。
アブの追尾から逃れた頃にはリフト乗り場がだいぶ近くなっていました。
避難できそうな東屋?アブの回避にも使えそうですね。
ようやく見覚えのある場所に戻ってきました。
3時間程の行程だったが意外と長く感じたな。
リフトの下りが今日イチの絶景な件。
朽ちゆく旧リフト。好きですこういうの。
駐車場に戻ってきました。
着替えているとチクっと痛みが、、、ここでアブに刺される。
油断してたわ、、、
登山の後は風呂タイム。
国民宿舎のさんべ荘は登山バッジも売っているので一石二鳥なのですが、まさかの朝早すぎて日帰り入浴がやっていないっていうね。
三瓶山のバッジ、和牛いるじゃないの!
さんべ荘前のバス停はなかなかに味がありますね。
風呂に入るために場所移動してやってきたのは玉造温泉ゆーゆである。
料金は410円とかなりありがたい。訪れるのは初めての限界ギリギリ旅で出雲大社に行った時以来だったかな。
kitasennju-yamabu.hatenablog.com
バッジハンターとしては私以上にガチ勢であるハッシーは何故かご当地キティちゃんのバッジに手を出しましたが、まさかの詰まって出てこないというトラブルが発生。
おっさんがキティバッジのガチャを詰まらせるという軽犯罪の匂いが漂う案件にハッシーが泣く泣くバッジを諦めようとしていたので、私が「子供にあげようと思って」感を出して係りの人に取り出してもらいました。
この出来事は「ゆーゆの乱」と呼ばれハッシーの黒歴史として後世まで語り継がれる事でしょう。
さて、帰りはやっぱり曇っている大山を眺めながら高速を駆け抜けていきます。
私専用の遊び場が設けられているPA最近増えてきたよな。
うとうとしてたらガリガリっと異音がして飛び起きましたが、やっぱり擦ってたんですね。
高速でガードレール接触とか普通に危ないっしょ。
凹みを吸盤で強引に戻すハッシー。
豪快すぎィィィ!
途中でとんでもないゲリラ豪雨に遭いましたが、、、
トンネルの中なんだけど、どうなってんのこれ???
上郷SAは何故かトリックアートの世界観。
浜名湖SAに明るい内に来れたのは初めてかもしれません。
ハッシーに今回も家まで送ってもらい今回の旅を終えました。
◎まとめ◎
三瓶山はきっと晴れていれば素晴らしい景色を楽しめるのでしょうが (どこの山もそうだが)今回は残念な結果としか言いようがありません。
なかなか訪れるのは難しい場所ですが、紅葉の時期が良いと聞くので再訪を強く望みます。
次回は男三瓶、女三瓶、子三瓶、孫三瓶の三世代ルートを走破してみたいですね。
三瓶山登山 〜おしまい〜