野人と行く限界ギリギリの無謀な旅 第5部 Day 4 【後方羊蹄山登山】花の宝庫、蝦夷富士を歩く旅
こんにちは、やけんです。久しぶりに更新です、、、
私がサボリジニという原住民の血を引いてるせいで、ブログがなかなか更新されません。
ぼちぼち記事が1年という周回遅れに突入しようとしていることに危機感を持ち始めた今日この頃です。
よーし、明日から本気出すぞ笑
〜前回のあらすじ〜
雌阿寒岳に登れず観光を楽しんだ我々は、再び後方羊蹄山の麓までやってきました。
北海道周遊の旅完結編です!
それではどうぞ〜
後方羊蹄山(しりべしやま、ようていさんとも言う)は標高1898mの活火山である。
その円錐形の美しい山容が富士山に似ていることから蝦夷富士の名で親しまれている。
時間はAM3:00を回ったあたりです。おはようございます。
意味もなく叫びたくなるワード「マッカリ!マッカリ!」でお馴染みの真狩キャンプ場が本日のスタート地点となります。
ここはキャンプ場のビジターセンターです。
それでは本日のコースタイムいってみましょう。
3:35真狩登山口→4:26三合目→6:03七合目→6:51九合目→8:00後方羊蹄山山頂→
9:29羊蹄山避難小屋→10:25六合目→11:20三合目→11:50真狩登山口
行動時間8時間15分(休憩時間40分)
ハッシーは未だにブヨに刺されたダメージを引きずっており足の腫れがひどい為、登山靴が履けずスニーカーでの強行登山となりました。
後方羊蹄山登山には倶知安(くっちゃん)コース、喜茂別(きもべつ)コース、京極(きょうごく)コース、そして真狩(まっかり)コースの4つのコースがあります。
我々は一番スタンダードなコースである真狩コースを行きます。
山頂はこのように大きな火口があるので、お鉢巡りを楽しむことができます。
それでは、しばらくナイトハイクを楽しむとしましょう。
入り口で入山届けを入れるボックスがありますので、必ず提出しましょう。
間違って離婚届などを入れないようにしましょうね。
登山口から5分ほどでトラブルが発生しました。
ハッシー、足の腫れの為、撤退!
ハッシー「せっかくの北海道、二人で登ってきてください!観光して遊んでます。」
ハッシーに背中を押され、我々だけで登山を続行することになりました。
「ハッシーィィィィィ!!!」
真っ暗闇を足元に注意しながら進んでいきます。
まずは1合目が登場します。
分岐が登場、後方羊蹄山の山頂を目指します。山頂までは何kmなんだろね?
1合目から15分ほどであっさり2合目に到着。
だが、騙されないぜ、、、2合目から3合目が同じくらいの感覚とは限りません。
実際はまだまだ真っ暗です。ヘッドライトを頼りに登っていきます。
ここで私のヘッドライトがポンコツで接触不良を起こした為、悪態をつきながら登っていました。
空が明るくなってきましたが、まだ4時台です。
遠くにも特徴的な山々が見えますね。そして街が近い。
程なくして3合目に到着、ここまでざっと30分ほどです。
やたらと反り返ったアレを彷彿とする木がありました。
アレとはバナナの事ですよ。誰ですかぁ〜?変な想像したのは・・・
こうやって見ると北海道もわりと平坦ですね。埼玉っぽいですね、、、とかいうと北海道の人に怒られそうですね。
そしてよくよく見るとこれは洞爺湖ですね。洞爺湖の中島の後ろにちょこんと見えるのが昭和新山で、右の山塊は有珠山だと思われます。
他にもうっすら見える山域など気になったらキリがない。
北海道の山多すぎ!なかなか行けないのでどうしても百名山を選んでしまいます。
ところどころ見晴らしはいいですが、熊笹の生い茂る中を登っていきます。
4合目に到着!順調順調!
ハッシーは今頃どうしているだろうか?
あまり標高は高くなさそうだが、登りたくなる形をした山が見えます。
なんだろね?
ところどころ木の根が道をふさいでいるので乗り越えて進んで行く。
シュムシュノコギリソウに似ているけどこれはヤマハハコ。
まだまだ木々の背丈は高い。
さっき気になっていた山は大きな山域なんでしょうか?うっすらと稜線らしきものが見えますね。
まだまだ町は眠っています。時刻は5時前です。
樹林のトンネルを進みます。
トンネルを抜けた先には5合目がありました。
ミヤマアキノキリンソウはキク科の花で別名はコガネギク。
アキノキリンソウの高山タイプがミヤマアキノキリンソウらしいですね。
結構たくさん咲いてます。
洞爺湖の右後ろくらいにさっきの気になる山があります。
イワオトギリも咲いてます。オトギリソウは薬草としても知られていますね。
花言葉は怨み・秘密とちょっと怖いね・・・
火山特有の標高をあげると岩ゴロゴロしてくるやつです。
太陽があがり、影後方羊蹄山を拝む事ができました。
これは嬉しいサプライズ!!
出発から2時間ほど経過してます。六合目に到着です。
再び樹林のトンネルを行きます。
そういやハッシーが撤退したけど、地図持ってんのもハッシーなんだよね、、、
こんな時、困っちゃうのでコピーでもいいから持ち歩かないとですね。
いや〜反省反省・・・
そうこうしてると七合目に到着。
何故か、七合目はリンボーダンス仕様になっていました。
イブキゼリモドキは1.5mmほどの小さな花をいくつもつけていました。
登山道の癒しである花が増えてきた気がする。これは期待していいのかな?
後方羊蹄山も利尻岳に負けないくらい花が元気に咲いていました。
八合目に到着。
気になるのはその先にあるもの。
よくわからない暗号が書かれた岩がありました。
とりあえず登るのはいつもの事。
ハッシー、僕は元気にやってます。
緑と黄色の道を進んで行く二人。
サンカヨウが実をつけていました。ブルーベリーのようなこの実は食べれるそうです。
サンカヨウもきれいな白い花をつけます。
これは歩いてて楽しいですね。
花の量だけで言ったら利尻岳より多いと思います。
ミヤマアキノキリンソウとヤマハハコのコンビが登山道に彩りを加えていく。
白い花はおそらくオオハナウドだと思います。この手の花は似たようなものがたくさんあるので葉の形状で判断しなくてはならない。
チシマアザミかな〜。アザミも似てるのが多くて難しいですね、、、勉強が足りませんなぁ。
開けた場所に出ました。ガレた斜面を横断しますが、危険ではないですね。
こんなガレた斜面にも力強く咲く花々。
このような砂礫地で見かけるイワブクロは、文字通り岩場に生える袋というのが由来。
洞爺湖は真ん中に島があるので分かりやすいですね。
これはオンタデですね〜。「蓼(タデ)食う虫も好きずき」という諺があったりしますが、タデの葉は苦いのにそれを食べる虫もいる。要するに好みは人それぞれってこと、、、
花見登山と平坦な道にsea-nov氏の足取りも軽い。
オンタデの花はピンク色のものもありとてもきれいですね。
再びガレた斜面登場。後方羊蹄山は百名山ブランドを冠しているので、登山道の整備にも抜かりなしです。
よって危険箇所はとくにありませんでした。
少し空が近づいた気がする、、、不思議なことですが、山に登るとしばしば思うことがあります。説明しづらいのですが、空が近づくんです笑
イワブクロ、またまた発見。
ハクサンフウロにそっくりなこの花は同属のチシマフウロです。違いは色が薄いところですかね〜。
シシウドだろうけど正式な名称がミヤマシシウドでいいかは不明。
ミヤマトウキかも、、、
夏空に照りつける太陽、蒸し暑さはない。
きれいな斜面してるな。
登山道の植生が変化してきました。
ハイマツ帯の登場は森林限界を意味します。標高がかなり高くなったということ。
ハイマツ帯からの展望、天候も良好。
イワギキョウも砂礫地で良く見かける花の一つです。
岩のゴロゴロ値が絶賛上昇中です。
よくわからんけど見た目がいい感じの草。
花の宝庫、後方羊蹄山へようこそ。
八合目から30分程で九合目に到着。
ここは羊蹄山避難小屋と山頂方面の分岐になっています。
小屋は改装工事?が行われているようで建築資材のようなものが見える。
9合目を過ぎてからの展望もよく、倶知安の街とニセコのスキー場だと思うが一望することができた。
そしてその先に見える海、利尻岳に続き海を眺めての登山が楽しめた!
さっきも述べたが、シシウドの仲間。ミヤマシシウドは本州にしかいないっぽいからこれはミヤマトウキなのかもしれない。
見えるのはおそらくニセコアンヌプリ国際スキー場でしょうね。
少し雲が増えてきた気がする。あんなに晴れていたのに、、、
先行者を発見、我々も急がないと展望が・・・展望ガァァァ
と思いつつも足が止まってしまう。
花がたくさん咲いとるじゃあないですか〜、そりゃ足も止まるよね。
色取り取りの花が咲いている、そうここが後方羊蹄山である。
クルマユリのバーゲンセールも行われていました。
花に目がいきがちだが、上を見上げると、、、
いよいよもって雲行きが怪しくなってきました。
山頂はもうすぐなのに。
こういうのってだいたい下界は晴れてます。
ウメバチソウかなー。これもあんま自信ない。
7:17 お鉢までやってきました。
まだ7時台ですよ!!どんだけ雲上がってくるの早いんだ!!!
とりあえず、旧小屋跡経由で回っていきましょう。
お鉢の中にクマがいるとかたまに聞くんで探してみますが、まぁいないよね〜。
これを見てると国内最強のアスレチックと謳われる清水公園の名物遊具アリジゴクを思い出すのは私だけでしょうか?
お鉢を挟んで向こう側が山頂ですね。
もう展望はあきらめました。
晴れていたら間違いなく気持ちのいい道が登場。
もちろん道はこのようにガレていますが、危険な箇所はないです。
だいたい火口湖があったりするんですが、後方羊蹄山は枯れ釜のようですね。
お鉢内にみるみるガスが吸い込まれていきます。
これが旧小屋跡か、基礎だけが残っている状態はまるでドリフのコントで家が崩壊した様を思い出さずにはいられない。
山頂に向かうため一度鞍部まで下ります。
ここも花畑が広がっており、ガスガスの展望にやられた我々を癒してくれた。
チシマフウロががっつり咲いてます。
何もお鉢は一つとは限らない。小さいお鉢があったりもする。
これってお鉢の数だけ噴火しているってことなのかね?
はるか昔に噴火した火山岩が今も残っているんでしょうね。
あんなのが降ってくると思うと恐ろしすぎます。
ガスに包まれたお鉢を巡る登山者が絵になります。
ガスはこの際仕方ないとして雨は勘弁してくれよと祈りつつ進みます。
ハートのマーキングがされた石がありました。山ではこういう遊び心のあるマーキングや看板が多々ありますね。
こういったものも登山の楽しさひとつではないでしょうか。
さて、どうしたもんか・・・。ついに前方の視界がなくなりました。
うっすらと見えるケルンを目印に進んでいきます。
ゴツゴツした岩を乗り越えていく場所も所々あったりして、変化を楽しめる道となってます。
冠のような岩が前方に見えます。もしやあそこが、、、
山頂ではないっ!!!
三角点だけありました〜。
麓の景色がたまに見え隠れします。前を歩いているおじちゃんはもう何十回も後方羊蹄山を登ってるそうです。
地元から愛されている山ですね。
視界も悪く片側は切れ落ちているので足元に注意して進みます。
再び何かがありそうな岩場が見えてきました。
8:00 後方羊蹄山に到着です。あれだけ晴れていた空はガスに包まれてしまいましたが、北海道の旅2座目ゲットです。
一休みすることに、、、
ベビースターの太いのって、昔からある細い麺と味違いません?
私は細麺派です。
髭が伸び放題のおっさん二人で記念写真をとりました。
ハッシーの待つ地上へと帰りましょう。
お鉢の残り半周のスタートです。
すぐにテーブルにぴったりな岩が出てきました。
実に床ぺろしやすい岩である。いや床なのか?
蝦夷ぺろですね。
お鉢の底へ底へとガスが降りていく。あと少ししたら何も見えなくなってしまうのでしょうね。
天然のアスレチックのような道を進んでいきます。
稜線は風がかなり強かったが、やはり楽しく歩けます。
鞍部まで下れば周回完了です。
眼下に見える小屋にバッジを買いに行くことにします。
滅多に来れない場所のバッジは貴重ですからね〜
再び花畑を楽しみながら歩く時間がやってまいりました。
9合目分岐から少し歩くと避難小屋があります。
避難小屋といっても、シーズン中は管理人がいるそうです。
慌ただしく物資運搬を繰り返すヘリコプターが小屋と地上を往復している。
途中、小屋番さんが道に立っており通行止めとなっていた。バッジはお金を渡せば小屋番さんが取りに行ってくれるようです。
しかし、sea-nov氏はトイレにも行きたかったのでもれなく小屋番同行で小屋まで行くという介護スタイルとなった。
sea-nov氏が戻るまでヘリコプターの写真を撮りまくって暇をつぶす。
バッジゲットの後に下山を再開すると下から登ってきたおっちゃんに声を掛けられた。
何故か私の名前を知っている。
おっちゃんは私に一枚の紙を渡してきた。
それは何とハッシーが持っていた後方羊蹄山の地図であった。
どうやらハッシーが下山後に気づいて通りかかったおっちゃんに地図を託したらしい。
これはありがたい!
地図を回収した我々はおっちゃんにお礼を言い、再び山を下っていく。
国民的熊であるレオナルド熊じゃなくてプーさんがこんな所に、、、
ここにもプーさん発見。オリエンタルランド所有の山ですか?
見た目が気になる山が再び見えてきたらゴールも近いです。
あれだけ曇っていた山頂に対して麓の天気はこの青空、、、
後方羊蹄山登山口に到着。北海道遠征登山は当初の予定通りにはいきませんでしたが、なんとか2座登ることができました。
真狩のキャンプ場もテントがたくさん張られて賑わっていました。
おい!山頂のガスが消えてるぞ!!
下山後の祝杯は炭酸に限りますね!!
支笏湖を観光していたハッシーとも合流して下山後の楽しみ温泉タイムといきましょう。
やってきたのはニセコ駅前にある綺羅の湯。
料金はやっぱり北海道価格??の500円。駅前というのもあって露天風呂の展望はありませんでしたが、ゆっくり体の疲れをとることができました。
施設もきれいだしオッケーでしょ。
温泉後のアイスを楽しんだら、苫小牧のフェリー乗り場を目指します。
最後にもう一度、後方羊蹄山を目に焼け付けます。
おい!!山頂めっちゃ晴れてるな!!
長距離移動をしすぎたせいかあっという間に苫小牧のフェリー乗り場にやってきました。
希望の船、エスポワールが泊まっています。うそです
出港まで時間があるので施設内を散策します。
腹が減ったのでカツカレーを食べました。支払いはぺリカではありませんでした。
これに乗るのか~!利尻島に渡った時のフェリーより大きいですね。
約7時間近くの船旅というのも私は初めての経験です。
中は意外と快適で、インスタント麺とか作れるようになっていました。
ぺヤング食いたい。
テーブル席が確保できなかったので、謎のゲーセンにたまる不良中年スタイルで晩酌を楽しみました。
離れていく北海道の地、イヤイライケレ。
小市民の私は特等室に泊まることは出来ないのでザコーネこと雑魚寝で朝までやり過ごしました。
ついに本州へ上陸です。ここからが長いんだけどね~。
トラックに挟まれた細道を歩いて車を回収しに行きます。
車が動かないようにがっしりとワイヤーで固定されています。
カーフェリーの内部の仕組みを見れて勉強になりましたわー。
オープンTHEゲートの時は近い、、、
とりあえず八戸フェリーターミナルでお土産を物色。
八戸自動車道にある唯一のサービスエリアである折爪はミニストップと融合しており
PAと名乗ったほうがいいのでは?と思えるほどこじんまりとしていた。
というわけで気を取り直して東北自動車道にある岩手山SAに到着です。
その名の通り岩手山が望めます。まだ登ったことがないので是非訪れてみたい!!
東北の山にはなかなか行く機会がなく、また時間を作って登りに行きたいものです。
前回の旅は、ノープランで東北に乗り込みましたからね。
kitasennju-yamabu.hatenablog.com
国見SAに到着。時刻はまだ10時前です。
朝食に牛タンを食べるというのもなかなか無い機会であったりする。
おっさんだらけの車旅のため室内は温泉で使用した手ぬぐいを干してあったりと女子に嫌がられる空間を演出しています。
このまま「ハイ!帰宅」だともったい無いので最後に温泉に寄ります。
訪れたのは福島県にある高湯温泉「旅館玉子湯」さん。
日帰り入浴の金額は700円です。
ここの温泉がかなり良かったので少し紹介します。
玉子湯は創業150年を迎えた老舗旅館だそうで、その湯も100%源泉かけ流しときたもんだ。
館内には資料館的なスペースもあり玉子湯の歴史をお勉強できます。
この旅館は7種類の湯処があるので、一つ一つの湯が離れていたりします。
まずは内湯を楽しんで別の湯に移動します。このように外に出たりするので、全裸で移動したら怒られます。
メタルギアのソリッドスネークのようにスニーキングミッションを得意な方以外は、ちゃんと服着ましょうね。
外には温泉神社があったりと温泉以外も散歩を楽しんだりもできそうですね。
藁葺き屋根の小屋の中はこじんまりとした内湯がありました。
脱衣所と浴槽があるだけのシンプルな造りですが、他にお客さんもいなく貸切でお湯を楽しめました。
お次は男湯へ。
ここは露天風呂になっており、硫黄の匂いがかなり強い白濁とした湯が特徴です。
これは良かった、、、長時間入れないタイプの湯ですが、この旅を振り返りながら疲れも癒すことができました。
他にも足湯があり、のんびりできそうですね。
とても良い温泉なのですが一つだけ弱点がありました。
日帰り入浴は1時間という時間制限がある。
というわけで早々に撤退、お湯が一つ一つ離れているので1時間で全部回るのは厳しいですね〜。
旅館玉子湯があるのは、日本百名山の吾妻山が近かったりするので、登山を絡めて泊まりで訪れたい場所リストに入ったのは間違いないです。
価格も良心的なのでおすすめですよ。
さて、再び車を走らせてやってきたのは安達太良SA。
安達太良山は百名山としては最初に登った山なので、個人的にはまた訪れたい山だったりする。天候もあいにくだったのでほんとの空も拝めてません、くろがね小屋に温泉入りにいつか行こうと思います。
茨城県に突入し旅も終わりを迎えます。
sea-nov氏を自宅まで送って、私をさらに埼玉まで送ってハッシーとお別れして旅は終幕となりました。
ハッシーが今回の旅で走行した距離4133.9km
うん。変態だね。
◎まとめ◎
後方羊蹄山は富士山を彷彿とするような綺麗な山体をシンプルに直登していく山でしたた。
登山道にはたくさんの花が咲き乱れており、時期的なタイミングもあると思いますが、利尻岳よりも量は多かった気がします。
お鉢巡りはあいにくの天候でしたが、見ごたえは十分でした。道中の展望も良く、鬱蒼な樹林帯も少なく歩きやすい山なので初心者も楽しめると思います。
麓にキャンプ場もあるので、そこでのんびりしながら後方羊蹄山を眺めるのも良いですね。
北海道の山は大雪山系などの大人気エリアに目が行きがちで、後方羊蹄山は地味な感じがしますが、是非北海道に訪れた際は、こういう山もあるなと選択技に入れていただければ幸いです。
天候に完全に恵まれた旅ではありませんでしたが、北海道の広さと自然の美しさをしっかりと体で感じることができた充実した旅でした。
この場をもって、ハッシーとsea-nov氏に感謝を述べさせてもらいます。
ありがとう!またいきましょ!!
北海道を巡る夏休み おしまい。