山と犬と挽肉と

やけんの外遊びを綴ったブログです。

続・野人と行く、限界ギリギリの無謀な旅〜熊野三山探訪編〜

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前回のあらすじ。

北千住から再び野人ハッシーと弾丸トラベルをスタートし、厳冬期の伊吹山を登頂した私は、次なる目的地を目指します。

皆様は熊野古道をご存知だろうか?熊野三山熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社へと通じる参詣道の総称を指すようです。

「道」でありながら世界遺産に登録されているというのは珍しい事例らしい。

しかしながら天候はどしゃぶりの雨。そんな中、熊野古道を歩くのはしんどいです。

熊野三山を巡るだけならギリギリ行けるのでは無いか?

単純に熊野三山だけ巡って東京に帰るならば時間的には問題無いのでしょうが(ハッシー的にはな)、我々にはもう一つ行きたいところがありました。

今回も強行日程で観光の旅がスタートです。

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時は遡り、伊吹山を下山した午後3時。手に入れたバッジと廃業したスキー場のステッカーを眺めて出発です。多分ここ数年の間にこのステッカーを買ったやつは俺しかいないはず。なんせ2008年に休業してるからな!!

値段は300円でした。バッジ買ったおまけにくれてもいいくらいほこりかぶってました。

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伊吹は薬草が有名ですので薬草湯に入るべく温泉施設にやってきました。

駐車場からも前日に登った伊吹山を望むことができました。

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ほうほう休業日とはまた珍しい名前の温泉施設ですね。

「・・・・・・・・」

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猫が居たのでこの近くに温泉は入れるとこは無いか聞きました。

f:id:kitasennju_yamabu:20160223184038j:plain猫に話しかけてると警察に職質されそうなので地元の方に確認後、近くのホテルの日帰り温泉を利用しました。

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立派なホテルの温泉だけあって広い大浴場としっかり露天風呂もあり大満足でした。

料金は1200円とかなり割高でした。フェイスタオルは無料で貸し出しています。

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ちなみにこのホテル、目の前が琵琶湖なんです。

言わずと知れた日本最大の面積を誇る湖ですね。

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とてつもなく広大です。向こう岸とか全く見え無いし。

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長浜城天守閣が見えます。羽柴秀吉が築城したと言われるこの城ですが、とうの昔に廃城となっており、今建っているのはレプリカのようなものです。コンクリート製だし。

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散歩を済ませ、再び車を走らせます。目的地のある和歌山県をまずは目指します。

お腹空いてたので、ラーメンが食べたくなる。

登山後の体はこってりしたラーメンを欲するのである。

再びのSA巡りの始まりである。

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というわけで、やってきたのが、ご当地臭が丸出しな甲賀土山SAです。

忍者と信楽焼を無理矢理に共存させた看板が目を引く1枚ですね。

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途中いくつかSAがあるので寄ってみたのですが、ことごとくこってり系ラーメンが無く

ここで肉入りのラーメンで妥協しました。無念です。

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コンビニになんか見たこと無いパンが並んでました。この地方じゃ有名なのかな?

ニシカワパンのピーナツバターを買いました。自家製のピーナツバターがたっぷり入っていて美味しいです。パンはもう少し柔らかめが好きですね。

おかげでこの旅から帰ってきてもランチパックのピーナツばかり食べてしまい、体重が増えてしまいました。これはヤマザキパンにクレームをいれるしかないですね。

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少し車を走らせると再びSAがあったのでラーメン屋あったりしてなんて言いながら寄ってみました。

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ん?あれ??MEN-TERIAって書いてあるけどその麺じゃないよね〜。

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ラーメンあるし!! 一風堂はいってるやん。

残念ながら満腹です。覚えてろよいつかリベンジすっからな!!

今度上野に食べに行きます。

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仕方がないのでファンタのフルーツパンチ(懐かしい)を飲んで小休憩。

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国道42号線を車を走らせると途中で荒れ果てた山道にぶつかります。

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対向車が来たらどうすんだ?というような道路を登山をしていると車で走ることがしばしばありますが、野人との旅は観光だろうと容赦ないルートを行きます。

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一人では決して走りたくない道を進んでいく。

我々は三重県入りを果たし、さらに走り続ける。

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獅子岩は真っ暗なのでスルー確定です。きになる方はウィキペディアで見てね。

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夜の国道になにやら眩しいものが見えてきました。

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カオス・・・だと? この旅を一言で表したような言葉です。

そしてパチンコ屋にその名前はどーなのよ。

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熊野市に突入しましたが、ここは三重県熊野三山があるのは和歌山県です。

どういうこっちゃ。新宿店なのに住所が渋谷区的なやつだな。うん。

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日本で9番目に長い国道という半端な称号の42号線を走ってきましたが、

ようやく和歌山県に入りました。新宮市といえば熊野三山がひとつ、

熊野速玉大社がありますね。しかし先ずは熊野那智大社を目指します。

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 熊野那智大社の看板が出てきました。それにしても車も全然走ってません。

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鹿が道を塞いでいました。これが全然逃げません。

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「うおー全然逃げない。すげー!!」とでかい声出したら逃げました。逃げる鹿の大群を追うのはさながら箱根駅伝の中継カーの気分ですね。

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鹿レースを楽しむとまもなく熊野古道の大門坂駐車場に到着しました。特に朝まですることもないので、早々に睡眠をとることにします。

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そして翌朝、めっちゃ雨降ってる!!

傘さしてても濡れるやつだこれ。

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そんなどしゃぶりの中、熊野那智大社に到着です。

この目の前に無料の駐車場があります。5台ほどしか止められず我々が戻ってくる頃には満車になってました。

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天気が良いと熊野古道を歩きたかったですが、割り切って楽しむことにします。

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立派な鳥居をくぐり階段を下っていきます。

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延命長寿の水があります。ブログを延命させたい私はこの水を持ち帰り自宅のパソコンにぶっかけようと思います。

ブログは延命出来るかもしれませんが、近いうちに家電量販店を訪れることになるでしょう。

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立派な龍の置物から水が出ています。これが延命長寿の水でしょうか?

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ここにも龍が口から水を出しています。これが延命・・いや、その横の竹筒がまさか?

どの水をパソコンにぶっかけるか迷いますね。

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朱く塗られた立派な滝見台があるので拝観料300円を払い奥へ進みました。

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これは迫力のある滝ですね。那智滝の落差は133mで日本一らしいです。

日本三名瀑のひとつで、華厳の滝袋田の滝と並ぶ日本を代表する滝です。

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この滝は飛瀧神社(ひろうじんじゃ)の御神体であり信仰の象徴です。

滝見台に立つと、もう雨なのか水しぶきなのか分からないくらい潤います。

ここに住めばもう化粧水を買わなくてすみます。よかったね。

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樹齢何年でしょうか?そびえ立つ杉とあいにくの悪天候で発生したガスが、神聖な雰囲気を感じさせる。

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攻撃力が200はありそうなおみくじが置いてありました。これで凶を引いたらダメージも3割増しでしょうね。

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滝からパワーと癒しと愛しさとせつなさと心強さなどをいただき後にします。

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立派な石碑が建っています。世界遺産に行くのはそういえばはじめてかも?

と思ったら厳島神社とか原爆ドームとか行ったことあったわ。知らず識らずと訪れているものですね。

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那智で有名なのは那智黒という黒飴ですね。どのお土産屋さんでも必ず置いてありました。

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登山者の難敵である石階段を登っていきます。

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こんな分岐を見ると自分がいる場所を登山道と勘違いしてしまいそうです。

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ここらへんとか登山道に普通にありそうだしね。

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三重塔が見えてきました。ゲーム脳の私はこういう塔を見ると、どうしても各階層に強敵が待ち受けているのではと思ってしまいます。

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振り返ると青岸渡寺方面はガスに包まれています。

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やはり三重塔を見ているとブルースリーの映画「死亡遊戯」にでてくる黒人の敵を思い浮かべる。なんなんだあの黒人。なんで短パンなんだ。

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この雨空の中でも布袋さんは笑っています。

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青岸渡寺(せいがんとじ)方面に歩いてきました。

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お寺の縁の下が立派な造りでびっくりしました。

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西国三十三所巡りの第一番札所である青岸渡寺でお参りを済ませました。

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続けて熊野那智大社にも参拝を済ませました。これで一つ目達成です。

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熊野系の寺社は龍の口から水を出すスタイルのようですね。

f:id:kitasennju_yamabu:20160308015416j:plain5人同時に参拝できるシステムを採用しているのでしょうか?

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大量の酒樽が奉納されています。神社では良く見かける光景です。

人も神も酒好きばかりだということですね。

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立派な鳥居から見下ろす風景、山々にかかるガスが幻想的な演出を作り出していました。

f:id:kitasennju_yamabu:20160308021533j:plain鳥居をくぐり下ってきました。順路逆だったかな?

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うん。順路確実に逆だったなこれ。

f:id:kitasennju_yamabu:20160308022447j:plain入ったら何か買わないと気まずい雰囲気のお土産屋を全スルーして駐車場方面に戻ります。

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熊野三山八咫烏が象徴なので日本代表のユニフォームとか便乗して販売されていました。

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中でも驚いたのがこんな参道の途中に郵便局があったことです。ATMも完備してます。

世界遺産でお金おろせるのはここだけかもしれませんね。

余裕のある方はそのお金で3年は売れてないであろう土産屋の日本代表のユニフォームを買ってあげてください。

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熊野那智大社を後にして、車を走らせます。

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やってきたのはだだっ広い駐車場です。てか広すぎだろここ。車2台くらいしか停まってないぞ。

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駐車場は川に隣接しているというか川っぺりをそのまま駐車場にしたようなものなので非常に怖い看板が建っていました。

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てな訳で、熊野本宮大社に到着です。全国にある熊野神社総本宮がここです。

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また一つ狛犬のコレクションが増えました。

この狛犬も勇ましい姿がかっこいいですね。

「俺はドーナツなら30個は食えるぜ!」と今にも言いそうですね。

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両サイドに立派な杉がそびえたつ石段を登って行きます。

f:id:kitasennju_yamabu:20160308201512j:plain途中、左手に熊野古道の入り口があります。

いつか時間があるときにゆっくりこの道を歩いてみたい、天気も晴れてればなお良し。

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地元の子供たちのお絵かきスペースがありました。

今年の抱負やら、アンパンマンやらが書かれていました。

f:id:kitasennju_yamabu:20160308201911j:plain社務所の壁にはまさにがこもった書が飾られていました。

これだとフリーザにすぐ気を感知されてしまうでしょう。

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ここにも書が左右に飾られていました。

去年と一昨年の文字でしょうか?挑戦の「挑」と成功の「成」

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ここにあるポストが一風変わっていました。

ここではYDKができますね。なんとYDKを知らない?

Y(八咫烏ポストで)D(出す)K(恋文)

是非、お試しあれ!!

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この神門から先は撮影禁止になっていました。ここでも参拝をして2つ目の目標達成です。来た道を戻りましょう。

f:id:kitasennju_yamabu:20160308192319j:plain入り口に戻ってくると大斎原(おおゆのはら)の看板が、目を引きます。何でも日本一の大鳥居との事なので、行ってみる事に。

日本一って言葉に弱いよね。

f:id:kitasennju_yamabu:20160308202837j:plain確かに鳥居の下にいる人と比べるとでかいですね。

厳島神社の大鳥居もこれくらい大きく感じたのが記憶に残っている。調べると厳島神社(16m)熊野本宮大社(33.9m)と圧倒的に大きいです。木造の鳥居だと厳島神社が日本一らしい。

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ここにも八咫烏のマークがありました。この鳥居の先も撮影禁止エリアになっています。

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奥に進むと芝生の広場と石碑がちょこっとあるだけですが、元々はここに熊野本宮大社がありました。大昔に大洪水で流されて今の場所に移ったそうです。

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 さて、再び車を走らせます。次の目的地に向かいましょう。

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熊野速玉大社に到着しました。

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熊野本宮大社と違い、建造物が朱いです。ここだけ市街地にあるのも特徴ですね。

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少しファニー?な狛犬がここでは鎮座していました。

「レンタルしてたDVD返したっけ?」と今にも言いそうですね。

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出雲大社を彷彿とする注連縄がある神門、この流れはまた撮影禁止なのか??

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OKでした。ここでもお参りをして熊野三山を全て巡ることができました。

毎度ながら弾丸ツアーですね。ゆっくり温泉三昧して本来はゆっくり巡るのが理想だと思います。良い子はマネしちゃダメだぞ。

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ここにも世界遺産の立派な石が置いてありました。雨のせいなのかテッカテカに輝いていました。

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看板に書いてある神様の名前が聞いたことあるものばかりでした。

これが本当の有名神ですね。

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お腹が空いたので、飯を食べようと近くの横丁的な所を覗きましたが、閑散としすぎていて入りづらいのでやめました。

思わずドラクエⅣのアッテムトという村を想像してしまったがアッテムトの方が圧倒的に悲惨なのでこの勝負アッテムトの勝ちです。

何の話をしてるんだ私は・・・・

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賢者になれない遊び人2人を乗せた車は再び次の目的地に向かいます。

熊野三山は制覇したじゃん。まだなにかあんの?と思うでしょうが、行きたい所がもう一つあるのです。

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海を眺めながらドライブをする。

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花の窟神社(はなのいわやじんじゃ)が途中にあったので寄り道してしまいました。

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花の窟神社は日本最古の神社と言われています。イザナミノミコトが葬られた地でもあるそうです。

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ここの狛犬もまた特徴的で、RPG感がハンパない雰囲気が出ていました。

狛犬Aの攻撃!やけんはちからつきた。みたいなね。

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鳥居をくぐり奥へ進みます。

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ここにイザナミノミコトが眠っているそうです。対面にはその子供であるカグツチノミコトも祀られていました。

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なにより圧巻なのがこの岩から御神木へと170mもの長さの大綱を人力で結んでいるという事。高さ45mあるそうです。

高所恐怖症の人には出来ない作業ですね。

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花の窟神社を後にして車を走らせますが、もう空腹は限界です。

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奥伊勢SAでなんの変哲も無い、THE普通なたぬきうどんを食べました。

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最後の目的地に到着です。

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伊勢神宮内宮。ここが、我々が最後に訪れたかった所です。

こんにちはお伊勢さん、こんにちは天照大御神

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宇治橋を渡ります。

f:id:kitasennju_yamabu:20160311010335j:plain神聖な川である五十鈴川が流れています。

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場内が広大です。ハッシーの後ろを迷子にならないようについていきます。

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鳥居一つとってもなんとも言い難いオーラがある。

f:id:kitasennju_yamabu:20160311010804j:plain五十鈴川が目の前を流れておりここで身を清めてからお参りをします。

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流石に芸人ではないので川に全身浸かる事はできませんので、手だけ清めました。

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待合所にしては立派すぎます。

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この位置の写真が伊勢神宮では圧倒的に有名ですね。この先は撮影が禁止されてますので、観光客はここで記念撮影をしていました。

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木の幹のツヤツヤ感がすごいです。みんなが触りまくったんでしょうね。

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参拝もすませたので、場内を散策します。

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荒祭宮天照大御神の荒御魂を祀っています。要するに喜怒哀楽の怒ですね。

天照大御神が怒ったら一国を滅ぼせそうですね。アッテムトですね。

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気づけば日も暮れてきました。こんなに人の少ない伊勢神宮も貴重です。

土日は相当混雑するんでしょう。あーやだやだ。

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立派なお池にはどんぐりはおらず生きた宝石の名を冠する錦鯉やらが優雅に泳いでいました。

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伊勢神宮を巡ったあとは、お土産街を少し覗きましょう。

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かの有名なおかげ横丁は、閉店続出でした。

そりゃこんな時間に来たら閉まってるよな。

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おかげ横丁が全滅なら、温泉だ!ということで、みたすの湯へおじゃましました。

料金は平日600円でした。露天風呂が気持ち良かったうえに大型のテレビが設置されていました。

露天風呂でテレビ見たのは人生で初めてでした。ありそうでなかった。

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さあ、サッと帰って寝ますか。という距離ではない。

家路を目指す旅が始まる。

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おかげ横丁のかわりに安濃SA(上り)で安濃横丁を満喫してやるぜ!!!

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ハッシーは奮発して松坂牛の定食食べてました。すっげー美味そう。

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私は津ぎょうざが、インパクトあるラーメンチャーハンセット食べました。

津ぎょうざデカっ!

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こういった人工的な光の雰囲気って結構好きだったりする。

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イルミネーションが綺麗な観覧車を必死に撮ったりして眠気を誤魔化す!

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浜名湖SAに開いてる時に来たことがないんだが、そういう仕様なのか??

そんな私をグリコ人形が嘲笑っていました。

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足柄どっこいなSAに到着したのは、日付も変わって深夜1時近くでした。

f:id:kitasennju_yamabu:20160311014020j:plain眠らない街足柄といわんばかりのイルミネーションが我々を歓迎してくれていました。

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そんな歓楽街にはセレブ御用達のガチャがありました。

毎回思うが、セレブはこんなガチャ回さない。買えばいいんだから。

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まさかの景品にポケバイがありました。

ハッシーにこれで帰ったらと言われました。多分帰れるかもしれませんが、パトカーで帰宅することになり、もれなく免許も剥奪でしょうね。

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富士山のグミが、激アツでした。あの宝永火口も再現されているなんて!!

クオリティ高すぎ!!!すげー!!!!(白目)

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結局帰宅したのは3時を回っていました。しかしハッシーはここから帰宅するのです。

ありがとうハッシー!あなたは紛れもなく野人です。

野人といえば岡野では無くハッシーです。

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◎まとめ◎

熊野三山だけを回る旅ならうまくやれば1日の休日があれば関東に住んでいても可能なことが良くわかりました。

ただそれ以上に分かったことは、3連休はとって熊野古道を含めゆっくりと歩いて熊野を楽しむべきだということです。

出来れば温泉宿を手配してのんびり観光することをお勧めします。

伊勢神宮も内宮と外宮があり、今回は有名な内宮を訪れましたが次回は外宮も訪れてみたいなと思いました。

今回の旅は前編の伊吹山下山後の温泉で熊野三山伊勢神宮に思いつきで行こうという事になり、全てを無事訪れる事ができました。

どの寺社も見所が多く、全部を完全には回れなかった事と晴れていたらまた違った景色がみれたのかなと思います。

世界遺産である紀伊山地の霊場と参詣道、訪れる価値ありです。

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しかし、旅はまだ終わってはいなかった。

とある事に気づいてしまった我々は再会を約束し、平凡な日常に帰っていった。

野人と行く限界ギリギリの無謀な旅 つづく