山と犬と挽肉と

やけんの外遊びを綴ったブログです。

鈍行で行く日光。二荒山神社へ登山祈願の旅

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1月5日 特に希望もしない連休が入っていた為、急遽どこでもいいから出かけたくなった。

じゃあ、今年の登山の無事を祈願してこようと日光の男体山のお膝元である二荒山神社に行ってきました。

あれ?喪中だけどこれっていいのかな??初詣では無い!登山祈願だから大丈夫なはず!!と勝手に解釈してみました。

そんなグレーゾーンな小旅行のはじまりです。

 

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ということで、やってまいりましたのは東武日光駅でございます。男体山日光東照宮に行かれる方はお馴染みの駅だと思います。

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駅前にこんな看板がありました。

この時点ですでに標高543mあったのが意外でした。

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駅から見える日光の山々、あんまり雪がついてないです。

今季は本当に雪が少ないですね。

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バスに乗り、二荒山神社を目指します。

降り口の停留所は二荒山神社前」です。

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いろは坂を登って行きます。バスの窓が汚れていて写真を撮るのに難儀しました。

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素晴らしく天気がいい。登山祈願では無く、山に登るべきだったか??

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正面にドン!と現れた男体山

男なら黙って直登!!な感じの硬派な登山道で有名です。

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明智平ロープウェイは日光の名所である男体山中禅寺湖華厳の滝を見渡せる展望台があります。是非観光で訪れた際は寄ってみてください。

f:id:kitasennju_yamabu:20160126211048j:plainちらりと見える中禅寺湖

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男体山も山頂まで雪の気配がありません。登山道にはちょこちょこあるんでしょうが。

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中禅寺湖は、風が強いのか波打っていました。

もう寒いのが見てわかるので、このままバスに揺られて日光湯元まで危うく行こうと思う所でした。

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二荒山神社前で下車すると目の前は神社の入り口です。

そりゃそうだ。

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狛犬も入り口で口を閉じて寒さに耐え忍んでいました。

そう、世間という冷たい風に・・・・。

何の話すか?

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境内の奥にあるのが男体山の登拝道(登山道)の入り口です。

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厳冬期は閉鎖されておりこのように入山禁止の看板が出ています。男体山は山そのものが御神体であり、神聖な場所です。

子供の日まで我慢しましょう。

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立派なとぐろ巻いた龍がいました。夏に来た時はこんなん居たっけ??

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山部の登山の安全祈願と健康祈願、その他諸々を祈願してきました。5円にこんなにお願いしても効果が薄いと思い、小銭入れの中身を全部突っ込みました。

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やはり、神社に来たらおみくじは引いておきたい。今年一発目の運勢はいかに!?

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42番だと!? これはオワタ・・・・凶だろコレ

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!!! あれ??大吉じゃん・・・

逆に怖いわ。浅草寺で2年連続凶を引いた男としては素直に喜べない。

しかも大吉なのにあんまりいいこと書いてないし。

逆に気をつけようと思いました。調子に乗らないことが大事ですね。

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境内の自販機は何故かコーラだけが売り切れていました。

登山適齢期なら分かりますが、真冬ですよ。

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今年も再び登山で訪れたいなと思いつつ二荒山神社を後にするのだった。

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さて、やることも済ませたし帰りますかと言いたいところですが。日光までわざわざ来たのにすぐ帰るのもね。

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という訳で外も寒いので温泉であったまることにします。

バスで湯元温泉を目指します。そしてさりげなくこのバス停が標高1271m地点にあることに気づいてしまった。どーりで寒い訳だ。

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バス停から望む中禅寺湖は、太陽の光を反射させてキラキラと輝いていました。

湖の側なのも、寒さを加速させるには十分な理由であろう。

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ふたたびバスに揺られます。平日のバスは空いてて、ほぼ貸切状態でした。

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バスから見えるあのお山は太郎山ですね。あの山も登ってみたい山ですね。

個人的には女峰山を登ってみたいが。

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戦場ヶ原から望む太郎山。最初、日光白根山と間違えてしまいました。

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湯ノ湖の湖畔を通り過ぎていくバス。そして安定の窓の汚れ。

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湯元温泉に到着すると、結構雪があるじゃないですか。

そしてぼーっと突っ立ってると寒い。肌を突き刺すような冷気が漂っています。

風邪をひいてしまっては本末転倒なので早急に温泉へと向かいます。

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温泉へはこの看板を白根通り方面へと右折しました。

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後は、真っすぐ進んでいくと右手に見えてきます。コースタイムは5分です。

白根通りの名前でお気づきでしょうが、日光白根山はここから登れます。

私は丸沼高原スキー場からのぼりましたけどね。

ゴンドラの時間ギリギリで下山道をトレランしたのが懐かしい。

あの頃から走ってばかりだな俺は・・・

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やってきたのは奥日光高原ホテルです。ここは日帰り入浴をやっているので登山後にはおすすめです。金額は800円です。

温泉は乳白色で硫黄の匂いが体に染み付くくらい強烈な硫黄泉です。ロッカーの鍵とか真っ黒でした。冷えた体を温めるには最高のお風呂ですねー。

案の定、洋服がしばらく硫黄臭くなるという特典ももれなく付与されました。

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体も温まったので再びバス停に戻ってきました。そしてすっかり体は冷えていました。

バス停の番号も42番なんだが・・・・

今回の旅は42番に縁があるのだろうか?全く嬉しくないんだが。

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少し時間があったのでトイレを撮影してみました。他に撮るもん無いのかと言われてるのが目に浮かびますね。

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トイレベルは5点満点中(3.0点)可もなく不可もなくなトイレでした。お尻を刺されると嫌なので評価は甘めにしました。

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廃墟と化したガソリンスタンドが寂しげな雰囲気を醸し出していました。

「帰るかな・・・・」

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湯ノ湖は氷が張っていました。そうか、そりゃあ寒い訳だ。

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再びバスの車窓からのんびりと景色を楽しみます。

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すっかり日が傾き、また1日が終わりを告げようとしています。楽しい時間はあっという間に過ぎていくものです。

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気づけば中禅寺湖まで、戻ってきていました。夕日が湖面を照らしていて綺麗でした。

サカナクションの三日月サンセットを聴きたくなる景色でした。

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行きと帰りでは男体山の雰囲気もまた違います。訪れる季節によって姿が変わる。

登山は何度も同じ山を登っても楽しいもんです。

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本当に冬の空は美しい。春夏秋冬で冬の空が一番好きです。

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日光で一番有名であろう熊がいました。

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再びのいろは坂を下っていく。そういえば、この旅まともに食べてない。

駅に着いたら夕飯を求めて彷徨い歩くことにしました。

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とてつもなく腹が減ったので豚カルボナーラを食べました。登山後の疲弊した体に肉とカロリーを補充するにはもってこいなメニューでした。もちろんおいしいですよ。

まるひで食堂というお店です。東武日光の駅から徒歩でいけます。

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そんな訳で日光を小旅行してきました。登山しても観光しても楽しい場所ですね。

東京からのアクセスもいいし、時間に余裕があるなら鈍行使えば値段も安いです。

こうやってのんびりと旅をするのも良いですが、体が鈍ってしまうといけないので次は登山に行ってきます。

何事も緩急が大事ですからね。

それでは、山好きの皆様の楽しい登山ライフを祈願して、今日はこの辺で失礼します。

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日光鈍行列車の旅  おしまい。