【丸山日帰り登山】地元埼玉県の低山へ行こう!駅から登れるお手軽ハイキング。
2017年12月2日 埼玉県の奥武蔵エリアにある丸山に登ってきました。
というのも生まれも育ちも埼玉県の私やけんとしては「何もない県埼玉」「ダサイタマ」などと小馬鹿にされることが多い埼玉県にもこういう面白い場所があるんだよ。
なんて紹介出来たら嬉しいなぁ、と思い埼玉県の低山をバシバシ紹介していこうと思います。
あ、バシバシは無理ですね。極稀に紹介していこうと思います。
それでは記念すべき第一弾をひあうぃーごー!
丸山は埼玉県秩父市と横瀬町の境にある山で標高は960mの山なのだが、実は車道が近くを通っており、車で頂上付近まで行けてしまうというチート可能な山である。
今回はそんなことをしてもつまらないので山麓にある芦ヶ久保駅より登り大野峠、丸山を経て日向山方面へと下り芦ヶ久保駅へと戻って来る周回コースを歩くことにした。
今回のスタート地点になる西武池袋線の芦ヶ久保駅は「道の駅 果樹公園あしがくぼ」と隣接しており来るまでのアクセスもそこまで悪くなく道の駅に車をとめての登山も可能だった。
電車だと私の場合は草加から2時間半弱で芦ヶ久保駅まで来ることができました。
トイレ付近にある看板を見てルートを確認。
「、、、なるほどね。ざっくりとしか分からねぇ」
ということで今回、珍しく近代兵器を利用することにしました。
YAMAPというアプリである。遅っ!!て思う方もいると思いますが、それくらいこういったものに疎い私だったりします。
なんせインスタグラムとかやってないからねHAHAHA!!!
本日のコースタイムを紹介していきましょう。
10:18道の駅芦ヶ久保→12:08大野峠→12:45丸山山頂→14:47農村公園→15:12道の駅芦ヶ久保
行動時間4時間54分 (休憩時間30分含む)
YAMAPのアプリを起動させiphoneを機内モードにセットしていざ出陣。
(余計な電池消耗をへらすので機内モード推奨です。)
先ずは大野峠を目指しましょう。大通りを渡って右へと進みます。
すぐに標識が出て行きますが、県民の森、丸山方面には向かわずに大通りをひたすら歩きます。
YAMAPがめちゃくちゃ役に立ちます。常にどこらへんを歩いているのかがよくわかるなんて、もっと早くダウンロードしとくべきだった。
広島の高尾山で出会ったお姉さん教えてくれてありがとう!!ちゃんと使ってますよ!
20分ほど歩き大通りを逸れて左手の坂を登って行きます。
人では無く熊への注意喚起の看板が面白いですね。
民家のある裏路地を進みます。
こんな細いマニアックな道を進みますが、なんとなくここだろうなという雰囲気が出てるので歩いていれば分かると思われる。
THE人ん家の畑な細道を終えるといよいよ登山道が始まります。
そうそう、これこれ。里山感満載の登山道で始まるのがお決まりのパターンである。
冷たい山の空気が気持ちいい!
手書き感満載の標識を横目に登ります。
ちゃんと下から登る人も多いようで登山道はしっかりしてました。
ところどころ、ちょろちょろと沢が流れていたりします。
名もない滝が流れていたり、人気のない静かな登山道をのんびりと歩きます。
登山道にもたれかかる倒木をかわしてさらに奥地へと進みます。
特に変化のない樹林帯歩きですが、1ヶ月以上登山してなかった私にとっては登山できること自体が嬉しく里山の空気感を思いきり満喫することができた。
おっさん一人が休める大きさの通称おっさん穴は勝手に名付けたので名所でもなんでもありません。
沢を渡るポイントに到着、頼りない橋が架かっているのが見えます。
使わずとも渡れる水量ですが、降雨の後などはありがたい。
ちょいちょいミニ渡渉をしながら大野峠へと標高を稼ぎます。
水も澄んでいてきれい。
静かな杉の樹林帯を歩く、ふと思うと丸山登山が2017年の登り納めであった。
埼玉県の山で締めくくるのも悪くないですね。
樹林包囲網は続くが、冬の樹林歩きは暑くないので足取りは軽い。
樹林は暑ければ暑いほど、長ければ長いほど心を折りにかかってきますからね。
ちょいちょいあるよね、休んでいる看板。
私もそろそろ休みたいなと思ってたら舗装道が突如として現れる。
先ほども述べましたが、チートプレイ(車で移動)すれば山頂付近まで行けてしまうのである。
12:08 大野峠へ到着です。スタートしてから約2時間弱でこれてしまうのでお手軽と言えばお手軽。
丸山までのルートは沢山あるのでもっと手軽に登りたい人は別のルートの方がいいでしょうね。
私はピストンしたくなかったので周回ルートで歩きたかったのととある名物があるのでそこに寄り道したかったのでこのコースで歩いています。
東屋で休憩していると直近まで先住人がいたようだ。
キャットフードと水が残されている。次なる居住者を待っているようであった。
この大野峠から丸山頂上までは後1.2km。
階段登場で標高を一気に上げていきます。
ここが今回の頑張りどころですかね、お手軽ハイキングなんでハードな場所はなかったな。
歩きにくい階段をひたすら登っていくと開けた場所に出そうな雰囲気の光景が見えてきました。
やっぱり開けた。パラグライダーがここからテイクオフするようで原っぱのようになっています。
ここで展望が一気に広がり街まで見渡すことができた。
写真中央にパラグライダーやってる人が見えます。
向かいの電波塔がある山が確か堂平山でここもパラグライダーできたはず。
今日はあまり風が吹いていないので、パラグライダー日和ではないのかな?
誰もいませんでした。
ぱらぐらだークール!!こういうの好きです。
山中で「イ」「ス」を見かけた方は看板の電話番号までお願いします。
でました、関東ふれあいの道。
せめて埼玉県エリアだけでも踏破してみたいが、これが結構距離が長いのできっとやることはないと思う。でもバッジもらえるんだよね〜、、、
武甲山が見えますが、頂上付近にガスがまとわりついていますね、、、
熊笹をまっすぐ貫いたようにできた道を進む。非常に歩き易い。
伐採?されたのだろうか。剥き出しになっている場所がありました。
振り返ると遥か遠くに見える稜線と3つのピーク。
あれは日光の名峰である太郎山・男体山・女峰山じゃないですかー!!
山の一部は西武鉄道が所有しているようで立入禁止になっています。
この先がどうなってるのか気になりますね〜。
どうやら丸山山頂が近そうである、最後の急登といったところでしょうか、、、
もぐらが掘ったであろう穴が複数ありました。
山での嫌われ者である電波塔、私は好きなんだけどなぁ〜。
何やら白い建物が見えてきました。
丸山山頂に到着。
立派な展望台が建っています。
丸山の山頂標識、奥武蔵高原の最高峰である。
隣には外秩父と書かれていますが、外秩父=奥武蔵なのだろうか?
三角点もしっかりありました。
この建物も日本宝くじ協会の息がかかったものだった。
これと併せて良く見かけるのが、日本秘湯を守る会だな。
展望台からの武甲山はやはり山頂部分ががっつり隠れてしまっている。
左に武甲山、中央の八ヶ岳は雲の中、右奥には日本百名山である両神山が見えました。
両神山もブログ開設前に登頂済ですが、白井差新道という特殊なルートで歩いたので、
鎖場だらけの八丁峠ルートも歩いてみたいものです。
山頂展望台の眺望は360度開けており浅間山も見えました!
比較的晴れ間の広がる日光方面。
望遠鏡がありました。私のカメラと同じニコン製ですね、、、
無料で見れるのをいいことに張り付く男。
今日の昼飯はつぶれたおにぎり。
昼飯を軽く食べたら下山開始。
森林学習展示館の標識があったので、登山道が私に木の名前を学習させてきます。
ほうほう。
全部杉に見えてしまう私には難しい、、、
ネズミのシール貼ったのは誰ですか〜?
ここで道を間違えて正面の建物脇の階段を登って行ったら破線ルートを歩かされましたが、YAMAPのおかげで元のルートに復帰できました。
といっても破線ルートの先が、元ルートに合流していただけですが、、、
東屋と看板が出てきたので現在位置をチェック。
う〜んざっくりとしか分からんねぇ〜。
舗装道歩きは終了し、再び登山道へと戻る。
しばらくは芦ヶ久保駅の標識に沿って歩き続けます。
杉の樹林帯はその密度が高いと日中であるにもかかわらず、本当に真っ暗で吸い込まれそうな不気味さがあります。
そんな闇とは対照的な陽の光が射す登山道。
ここは広々とした平らな道が延々続き歩いていて気持ちが良かった。
日向山方面との分岐、今回は歩かないので芦ヶ久保方面へと進みます。
芦ヶ久保まで2.7kmと地味に遠い、、、しいたけに醤油垂らして網焼きで食べたい。
川越市山の家は閉鎖されたそうで、建物も一部バンガローを残して取り壊されたそうな。調べると川越市も今後の利用方法を決めかねており放置状態だそうです。
しばらく歩くと鳥獣防止ネットが張られている。
お邪魔します〜。再びロープを縛って先へと進みます。
標高の低い場所なので紅葉を少しだけ楽しむことができました。
燃えるような紅と青空が美しい、、、
すすきもサラサラと風に揺れていて気持ちがいいですね。
無人販売所がありました。もう集落まで下りてきたことが分かります。
やぶ北茶もありますよ〜。
店番のワンコが元気に走り回る。面白いのが、ワイヤーが張られていてある程度庭を自由に駆け回れるように工夫がされているところだった。
ここまでがワンコの活動限界場所、最後までお見送りしてくれて嬉しかったよ。
元気でな〜!!
武甲山のガスがとれそうじゃあないですか〜。
鮮やかなオレンジ色ですね。加工するとこんなに盛れるのですね、、、
昔の携帯電話のような単音のビープ音で「線路は続くよどこまでも」がどこからともなく聞こえてきた。
あれは、、、伝説?のブコーさん号ではないか!!!
チープなメロディに吹きだしそうになったが、ブコーさんの姿を見てもっと吹きだした。
1周まわってかっこよすギィィィィィィィィィィィィ!!!
最後に立ち寄ったのは横瀬町農村公園である。
ここに私が寄り道したのは理由がある。
それがこちらである!!!
コンニチハ。ワターシノナマーエハ、スベーリダイスキーデース!ロシアカラ、キマーシタ。
という茶番はほどほどにして世界の車窓ならぬ世界のローラーコースターからの情景をしばしお楽しみください。
武甲山を正面に見ながらローラーコースターを滑ります。
スピードは割とゆっくり進んでいきます、、、
足を伸ばしていると思いのほか滑らないので、足を少し浮かせて滑ると加速しました。
足がつりそうになりながらローラーコースターも終盤にさしかかる。
ゴール!!
降りた所に山ガール3人組がいたので、はしゃいでいたおっさんの私は恥ずかしくなりました、、、
このコースター全長100mもあるので滑りごたえ抜群でございます。
私が滑っているのを見ていたので山ガール達もその後キャッホイしていました。
ハイキングついでに寄り道するのをお勧めします。
ローラーコースターで遊んだ後は芦ヶ久保駅を再び目指します、、、と言ってももう見えてきていますが。
15:06 芦ヶ久保駅まで戻ってきました。
◎まとめ◎
という事で今回も薄っぺらい内容でお送りしてきた丸山ですが、登山ルートが豊富なのでがっつり周回コースから車で山頂付近まで行く時短コースまで自分の体力と予定に合わせてコースを選択することができます。
山頂には展望台があり、武甲山・両神山をはじめ、八ヶ岳や浅間山、日光連山などの360度の大展望を楽しむことができます。
他にも横瀬農村公園内のローラーコースターや冬なら芦ヶ久保の氷柱など登山以外の楽しい要素もたくさんあるので低山をのんびり歩きたいという方は訪れてみてはいかがでしょうか。
駅前から登れるのでオススメですよ〜。
丸山日帰り登山 〜おしまい〜