山と犬と挽肉と

やけんの外遊びを綴ったブログです。

野人と行く、限界ギリギリの無謀な旅 第六章 【荒島岳雪山登山】白き壁の先にある絶景を拝む旅

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2017年3月18日 福井県にある荒島岳に行ってきました。

というのも最近、限界ギリギリの無謀な旅が思ってるほどギリギリじゃ無くね??

という話になり、原点回帰ということで超弾丸の雪山登山となりました。

この時期は厳冬期なのか残雪期なのか私には分かりませんが、久しぶりの雪山を楽しみに思いつつも過酷な世界にドキドキもしていた。

加賀の名峰である白山を登った際に荒島岳を必ず登りに行こうと約束した野人ハッシーとの深田久弥の故郷の山を訪れる旅が始まります。

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荒島岳福井県大野市にある山で、標高は1523mと百名山では低山の部類に入る山である。別名は大野富士。

日本百名山の著者である深田久弥こと深Q(勝手にそう呼んでいる)の少年時代を過ごした福井県にあるからか、贔屓にされている?とか黒い噂が流れてしまう部分もある複雑な山だったりする。

しかしながらそんな悪い噂を払拭する綺麗な山だったと私の目には映りましたが。

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2017年3月17日も終わりに近づく夜にハッシーと待ち合わせ。

久しぶりに過酷な旅が始まるぜ〜、、、と言うのもハッシーの次の仕事が始まる3月19日の朝までに長野県の佐久平まで帰ってこなければならないのだ。

そもそもハッシーは寝るつもりは無いんかい??てかいつ寝てるんだい???

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諏訪湖でトイレ休憩をする。このまま帰ったほうがハッシーの体にとっては良いのかもしれない。

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車を走らせること約6時間、、、

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やってきました荒島岳のポピュラーな登山口である勝原(かどはら)スキー場の付近まで・・・

ここは勝原駅なんですが、暗くてよく道がわかりません。

勝原スキー場ってどこ??少しここで迷います。地図があってよかったー!

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ついでと言っちゃなんだが、中を拝見させてもらう。

こんな真夜中の人気の無い駅の待合室だが電気がついてるんですね。

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待合室の中にはなんと登山届があった。 ここで夜が明けるのを待つ人もいるんでしょうね。目覚まし時計もあるし、寝坊の心配もありませんね。

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交通安全の鳥居をくぐり勝原スキー場を目指します。

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とりあえず勝原スキー場の駐車場と思われるところに到着、辺りは真っ暗でよくわかりませんでしたが、結構な数の車がとまってました。

ラッキー!少しだけ仮眠がとれました。

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目覚めると車がさらに増えていました。

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まさかの入山届が電話ボックスの図!

マウンテンマジックの一つであることは間違い無いでしょう。使えるものはなんでも使う!

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さて、それでは行きましょう!今は営業を停止してしまった勝原スキー場のゲレンデを登っていきます。

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ということで本日のコースタイムです。

7:00勝原登山口→9:05しゃくなげ平→10:19中荒島岳→10:41荒島岳山頂→11:16中荒島岳→12:46リフトの残骸→13:09勝原登山口

行動時間6時間9分 (休憩時間1時間含む)

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このゲレンデ、行きはかなり歩きやすかったんですが、帰りはかなり難儀することになる、、、

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東の空から朝日が昇る。雪山は本当に怖いので天気が良い日にしか登る気がしませんね。

私はあくまで趣味で登山をしているだけなのでガチ勢の皆様のように本格的な雪山はやるつもりは毛頭ありません。

北千住山部のリーダーsea-nov氏の作戦はいつも「ガンガンいこうぜ」ですが、私は「いのちをだいじに」あわよくば「みんながんばれ」で楽をしたいもんです。

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序盤は雪質もしまっていてアイゼン・ピッケルセグウェイ・竹馬・などを使わずにサクサク登っていきます。

それにしてもハッシーは速い!ついていこうとしてしまい息が切れる、、、

ここは自分のペースでゆっくり進むように意識します。

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チラリと見えるあの山はなんでしょうね?

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ゲレンデを登りきると今度は九十九折に斜面を進みます。

夏山だとほとんどが樹林帯である荒島岳は冬山の時期に登るほうが展望を楽しめますね。

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まだまだ斜面は緩やかなほう。

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先行者の踏み跡に沿って登っていけばまだまだアイゼンの必要はなく、グイグイと標高を稼いでいきます。

スタート地点の標高が300mくらいだから標高差は1200mとなかなかにキツイ・・・

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写真の右手に見えてるのは小荒島岳でしょうかね?今回歩いている勝原ルートでは通ることはないですが中出(なかんで)コースから行くと通過できる模様。

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昔は賑わっていたスキー場も今はその役目を終えたリフトの残骸が物悲しく雪の中に埋まっているだけ。

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少し歩くとブナ林が登場!この山はブナの木が有名で中でもトトロの木なる名物があったりする。あいにくこの時期だと埋まってしまってどれだか分かりません。

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振り返って1枚。これトレースなかったらすぐに遭難できる自信があります。

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木々の合間から見えるのはその名の通り雪をかぶった純白の名峰、白山である。

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しばらく傾斜がゆるい雪道が続く。こういうボーナスゾーンはとてもありがたい。

ずっと急登が続くような道だとなんでこんな辛い思いをしなければいけないんだと思ってしまうことがしばしばあります。

それでも懲りずに登るんですけどね。

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正面に見えるのは荒島岳本体なのか?それとも別のピークなのか?

この時の私は知る由もない。そして登り終えた今ははっきりと言える、、、

「この山って何ですか?」

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背丈の高い?看板は雪からすっぽりと出て読むことができた。

3月ともなれば積雪量も徐々に少なくなっているでしょうからね。

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遥か奥のほうまで一直線に伸びるトレースを辿りひたすら歩く。

ゆるい傾斜がボーナスゾーンだとぬかしていたが、雪の上はやはり思った以上にスタミナを消耗します。

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いわゆる大野盆地と呼ばれるエリアでしょうか。

「今頃、こたつでミカン食べてる人とかいるんだろうなぁ。今すぐチェンジしてほしい」と悪魔が囁くのがいつもの私の登山です。

チェンジされたほうはたまったもんじゃない。

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開けた丘のような場所にたどり着きました。どこに自分がいるのかさっぱりわかってませんでしたが、地図上だとしゃくなげ平と呼ばれている場所だと思われる。

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とりあえず分かっていることは、あそこまで登らないかんという事、、、

本当に行けるのか??

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時折大量に山頂を喰らい尽くす巨大なガースーが不安を煽る。

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私はここで10本爪アイゼン装着、ピッケルを手に持ち、なまはげのお面を被りコサックダンスをはじめました。

最後のはうそです。

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ハッシーはピッケルのみで進んでました。私は雪山に対しては極度のビビリなのでフル装備でちょうど良いのかもしれません。

アイゼンあると安心感がすごいですね。

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白山方面も少しガスが上がり始めていた。

「いつの世も日本海側は雲の上がりが速いですのぉ」

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そして目の前に立ちはだかる壁。あの急斜面を行くんかい!!

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予想以上の急斜面ですよココ。滑ったらと思うと、、、ガチで恐怖を感じました。

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横から斜面を撮るとこんな感じ。写真撮るのも一苦労です。

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なんとか必死に這いつくばるように登っていく。

ハッシー、アイゼン装備せずによく突破したな、、、私には無理ゲーでした。

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そしてその代償に曇るレンズ。必死こいて登ったためレンズに雪がくっついてしまったようです。

気づいて拭うまでしばらくお見苦しい映像が続きます。

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高級料理っぽく例えるなら、「北陸の山々にレンズの曇りを添えて」てな感じ?

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先行者(知らない人)のモザイク処理もオートで発動。これは便利ですね。

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この時はそんな余裕は一切ないけどね。滑らないようにしっかりとピッケル刺して、アイゼンを利かして壁にへばりつくだけ。

たぶんこのあたりからもちが壁とかいう核心部に突入しているはず。

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ピーク時は立派なスノーモンスターになってたんでしょうね〜。

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もちが壁は地図上だと危険マークのある場所になっています。

夏道の話ですが、、、いや冬道も十分危ないわ。

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風と氷が創る自然の芸術。

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頼むからガースー何処かへ行ってくれないか。

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この非日常から日常を見下ろす。母さん、僕は元気です。

f:id:kitasennju_yamabu:20171031233545j:plainガスは取れませんかそうですか。

そしてすごいところを歩いている事に気づく。

逆に雪山は視界さえあればどこまで進んだかわかりやすくていい!

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振り返ると一本の道、まさにあれがライフラインでありどこかの知らない先行者が作り上げた道のり。

本当にありがたい事だ。

私のようなごっつぁんゴール愛好登山者は基本的に人が作り上げた道のりを行くのが精一杯です。

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無雪期の山々の展望も好きですが、白いヴェールを被った山々もまたがらりと雰囲気が変わりますね。感動はやはり過酷さもプラスして雪山に軍配があがりました。

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ここが恐らくもちが壁の中枢なのかな?

こいつはとんでもねえ急登だぜっ、、、オラわくわくすっぞ。

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荒島岳稜線が巨大な城壁のように我々の前に立ちはだかる。

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息も絶え絶えで登りきったところに立つ標識は中荒島岳と呼ばれるピークのようだ。

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そして目の前に広がる荒島岳への最後の登り。

ここの景色が衝撃的に感動したのをよく覚えている、、、私もついにこういう所に来るようになったんだなと。

数年前ゲームばかりしていたインドアな私でもここまで来れるってことです。

ゲーマー諸君、今すぐ自宅警備の任務を終え山へ繰り出そう!!

そして山頂や山小屋でソーシャルゲームに勤しむのだ。

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「アウトドアでインドアする」これが私の登山スタイルであり、ブログも登山の有益情報と駄文の割合が2:8の水準でお送りしていくつもりです。

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敷かれたレールの上を走らない暴走特急ブログでお馴染みの当ブログですが、本日は敷かれたレール(トレース)から外れるともれなくジエンドとなりますので、おとなしく歩きましょう。

それにしても景色が白一色なのにここまで飽きさせない景色というのに驚かされます。

なんか写真中央の雪庇が鼻の穴に見えるのは私だけでしょうか?

これを荒島ノーズホールと呼ぶことにしよう。

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ここで運がこちらに味方をする。太陽の恩恵は山においては重要な位置付けにある。

この先に我々の目指した場所がきっとある。

必ず登りに行こうと決めた約束の場所が!と大袈裟に言ってみたがまさか雪山で登るとは思わなかったわ!

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10:41 荒島岳山頂に立つ!

その木製の立派な山頂標識も半分以上が雪に埋もれていた。

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残念ながら白山はガスで一部分が隠れてしまいフルパワーの御姿を望むことができなかった。

戸愚呂でいったら60%くらいですね。

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荒島岳方面、今日はピストンなので帰りもここを通ります。

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霞が強いですが視界の奥の奥まで広がる雪山に感動。

始めて残雪期に登った谷川岳を思い出します。あの時も快晴で絶景を拝むことができました。ブログでは非公開ですが、、、

そういえば山頂にいて思ったことがひとつあります。

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クッソ寒いじゃねーか!!!

吹き付ける冷たい風が我々の生命力を削ってきます!

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足元に何かあります、、、これって荒島大権現ですよね?

なんて罰当たりな!!!モンストのガチャで爆死する理由が今判明しました。

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このままここで景色を楽しみたいですが、滞在し続けるとピッケルが墓標代わりになり

「やけんここに眠る」となってしまうと物好きな数人が悲しむので下山します。

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さて無雪期と積雪期の山の大きな違いは下山といってもいいでしょう。

基本、ピストンで歩く場合景色もそこまで変わらないので、飽きたりしてしまうこともしばしばありますが、積雪期の山は下山時が面白い。

アイゼンを履いて斜面を一気に駆け下りる!これがまた痛快である。

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強風によって波打ったような模様を描く雪。

これも自然が作り出した芸術ですね〜。

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雪庇の規模も凄かった。この写真だと分かりづらいので別角度から見るとよく分かる。

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そうです。荒島ノーズホールの脇を歩いていたのだ。

漫画「ベルセルク」に登場するベヘリットにしか見えないのは私だけでしょうか?

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下りはスピードが出せるので軽快に進むのでコースタイムも嘘のように短縮できたりする。

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まだまだお昼前なので、続々と登山者が登ってきます。

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毎度のことながらヒップソリで滑って遊びたいなと思ってしまうが、下山後には忘れてしまうんだよなぁ。

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気づけば荒島岳本陣を見上げるほどの所まで戻ってきた。

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しゃくなげ平を越えリフトの残骸地点まで戻ってきたら、ゴールは近い。

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人を運ぶ役目は終えたかもしれないが、人を導く目印として新たな役目を授かったのかもしれない。

世の中無駄なものなどない、、、と言い切れはしないがそう思いたいものだ。

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眼下に見えるのは九頭竜川でしょうね。名前が男子心をくすぐるかっこいいネーミング。

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最後のゲレンデ〜駐車場までの道のりが穴ぼこだらけでゲイター装着してるのに足の中まで雪が入りべちゃべちゃになりました。

雪が気温上昇で溶けて真の歩きにくい悪路が出現していたようだ。

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最後の最後で体力とテンションを下げられましたが、何とか下山完了しました。

イムリミットが近いが、風呂に入らないという選択肢など無いッ!!

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やってきたのはホテルフレアール和泉の敷地内にある温泉施設である「九頭竜温泉 平成の湯」

料金は600円と良心的な価格で露天風呂とサウナもあり泉質はアルカリ性の温泉で肌がしっとりする。女性には嬉しいお風呂である。

我々はおっさんですが、、、

福井県ということもあり浴槽にアンモナイトをあしらっていたりと楽しい湯でした。

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風呂上がりに仮眠と行きたいですが、帰らねばならない。

炭酸をゴクゴクと飲み干し早々に出発!

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帰りに寄った九頭竜湖駅の近くにある道の駅九頭竜にて山バッジをゲットして帰宅の路につきます。

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夕飯は恵那峡SAに立ち寄って食べることにします。

恵那山もまだ未踏の山でそのうち登らないとなぁと思いつつ。

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定期的な現象である無性にカレー食べたい病が発症したので発作を抑えるために角刈り〜でも注文できるでお馴染みのカツカレーを食べました。

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なんとかハッシーの睡眠時間を最低限(3時間くらい)確保できる20時に佐久平駅に到着。

ここでハッシーとはお別れ、新幹線でナポリタンを流行らせようと必死な大宮まで帰りました。

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◎まとめ◎

荒島岳を限界ギリギリの弾丸ツアーで登ってきましたがいかがだったでしょう?

無雪期の荒島岳はしんどいという話を耳にしますが、積雪期もしんどかったですよ。

ということでどのみちしんどいのなら積雪期をお勧めします。

もっというなら登らないでこたつでゴロゴロするというのがイチ押しです。

もちが壁と呼ばれる急斜面をよじ登った先にある真っ白な稜線は感動必至です。

山頂の展望も私の北陸知識が赤子レベルなので何の山かはさっぱり妖精並にさっぱりですが、360度の景色は積雪期限定のレア景色であるのは間違いないでしょう。

忘れてはいけない加賀の名峰である白山も対面どっしりと構えて迫力ありましたよ。

慣れない雪山登山でしたが、今回も良い経験になりました。

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限界ギリギリで行く荒島岳   〜おしまい〜