北アルプス1週間縦走の旅番外編!Day7 富山~東京 予備日を使い富山を歩く!
こんにちは!北アルプス登山の話は前回で完結しましたが、
今回の旅は、山中で悪天候などで停滞した時用に設けたいわゆる予備日がありました。
それ使えば、高天原温泉いけるやん!!とつっこまれそうですが、
富山に初めて来たのに、観光せずに帰るなんてもったいない!!
ラーメン屋で餃子だけ食べて帰るようなもんですわ!!
そんなこんなで、富山を堪能すべく折立キャンプ場を出発する所からお話はスタートします。
※この話は一切登山してませんので、見たい人だけどうぞ。
おはようございます!!こちらの爽やかな写真で気持ち良くお目覚めの方も多いかと思います。どーも、登山ブログ界のケルベロス<やけん>です。
AM6:00 やっと普通の時間に目覚めます。
五竜山荘で買った、山が好き、酒が好きTシャツです。ジャムロに至っては女も好きです。
五竜山荘のブログにこれ着た我々がちゃっかり載ってたりしますw
登山口は、これから折立を登る登山客でごった返してます。
しかも土曜日ときたもんだ。登山道渋滞が確定ですね。
バスの時間までまだあるので遊んで待ちます。
その辺の石ころでキャッチボールしてます。
私も黒部の山賊をひたすら読みます。この時点で7割くらい読み終わってしまいました。
相撲をとっている訳ではありません。テントのグランドシートをしまってます。
結局テントポールをsea-nov氏は持ちませんでしたが、
本人曰く、「グランドシート持ったからなぁ~」
かける言葉もありません。
AM8:00 バスがやってきました。このバスに乗って、まずは有峰口駅へ向います。
思ってたより人が乗ってました。キャンプ場にいた人数より明らかに多いです。
太郎平から下りてきた方々ですかね?
折立に別れを告げてバスは進んでいきます。
有峰ダムが、バスから見えます。この有峰湖は人工的に作られた湖でダム湖百選にも選ばれております。
展望台がありました。ゆっくり見学したいですが、
その為には走ってるバスから華麗なスタントで飛び降りなければならないので今日はやめときます。
道路工事している重機が凄い!!ドリルでかっ!!
有峰口駅に到着しました。この道めちゃくちゃ狭いです。普通にバスで入っていったので「嘘だろ!?」と思いました。
運転手さんの運転テクニックに感動しました。
年季を感じる外観ですね。タイムスリップしたかのような気分になります。
無人駅ですね。バスの運転手さんが、駅の案内も兼務してました。
ここで会ったタクシーのおじいちゃん!親切に色々教えていただき感謝です。
岩峅寺(いわくらじ)で電車乗り換えて、不二越(ふじこし)という駅にある満天の湯へと向かいます。
都心でこんなことしてたら、緊急停止スイッチ押されますね。
下界と山との決定的な違い。それは湿度です。
めちゃくちゃ蒸し暑い。このモワッとした感じが普段生活してる時の暑さですね。
電車が来ました。これに乗り込んだんですが、逆方向の電車でした。
慌てて降りました。
車内は空いていたので、1人で4人席を占有してました。
小さい川が流れてます。綺麗な青色が透明度の高さを物語ってますね。
岩峅寺で電車を乗り換えます。こういうローカル線の旅って楽しいです。
車窓から遠くまで広がる田園を眺めながらゆっくりと電車が進みます。
ビールとつまみがあったら申し分ないのになと心の中でツイートしました。
木の上に木が生えてます。なんだこれは??富山の戦闘力の高さがうかがいしれます。
全部逆向いてやがる!!!
それでもすごく絵になりますね。正面から見たかったなぁ・・。
AM10:45 満天の湯に到着。1週間風呂に入らなかったのは生涯初なのではないかと思います。
「黒部に行ってきたんだから、黒部の湯に入るんだい!!」と床に転がりダダをこねたい我々でしたが、富山県警のお世話になりそうなので、神通の湯にしぶしぶ入りました。
久しぶりの風呂を堪能します。露天風呂も広くて気持ちよく、外のベンチで普通に爆睡しました。
sea-nov氏が、体重計に乗ったとたんに「なんだよ!!体重減ってないし!!!」
と激怒してましたが、これはお決まりのくだりで、登山後の温泉で必ずやります。
登山で痩せようと思ってる方、マジで痩せませんよ!ジム行きましょうね。
この後近くのコンビニでザックを配送しました!アタックザックになった我々は、本格的に観光を開始します。
登山後にもう一つ必ずやることがあります。それがコンビニでチキンを食べる!!
登山後の疲れた体と五臓六腑に油が染み渡ります。
そしてここでやっとビールにありつけました。
ここで全員水晶Tシャツに着替えました。
バックプリントも入っててよくできています。これで富山を練り歩いたるわ。
富山駅へ向かう電車の中に自販機がありました!!ローカル線すげー!!!
AM13:15 富山駅に到着しました。結構栄えてますね!!
富山の名産品を食べに駅中に入ります。タクシーのおじいちゃんが教えてくれた寿司屋は混んでたので、隣にあったお店に入りました。
ジャムロはきときと海鮮丼を、sea-nov氏と私は、白海老のバラ天丼を注文。
旨い!!(確信)
タレの甘さと塩のしょっぱさが白海老とマッチしてます!!さすが海の宝石と呼ばれてるだけあります。
腹ごしらえも済んだ我々は、路面電車に乗り富山城を目指します。
土曜日なので満員電車でした。
富山城にやってきました。石垣だけが残っている部分にはもともと何かが建ってたのでしょうか?思ってたより小ぶりなお城ですね。
登山道よりも花が咲いています。
キバナコスモスがびっしりと咲いてます。もう1か月もすれば秋がやってくるでしょう。秋の訪れを感じさせる花ですね。
なんか踊りの練習してる集団がいます。近くでお祭りでもやってるのでしょうか??
富山城は周りを川に囲まれていてその見た目から「浮城」とも呼ばれております。
富山の誇るラピュタですね。うん、違いますね。
これは間違いなく祭りの気配!!会社で男祭り(むさくるしい飲み会)を企画していた私のお祭りセンサーが振り切れました!
で、開催してました!!富山まつり!これは楽しむしかないでしょう!
ロッキンやサマソニなど野外フェスで盛り上がってる時期ですね!!
我々だってフェスを楽しみたいんや~!!!
フェスって言ったらオジサマーロックフェスでしょ!!!
もう会場のボルテージ最高潮になってましたよ!!!
「・・・・・すいませんでした。」
ただ、ソウル互助会というバンドの「米騒動は富山から」という曲がやたら頭の中でループしてしまい、3人とも口ずさんでいました。
このように屋台も出てましたよ。
富山ではチョコバナナでは無くてバナチョコってなってました。カルチャーショックを目の当たりにして富山城内を目指します。
前田正甫(まえだまさとし)の像が建っています。富山藩の2代目藩主らしいです。
像が建つくらいなんで初代藩主より有名なんでしょうか??
日本庭園がありました。やはり雲ノ平の日本庭園はどこかベクトルの違う解釈をしているようです。
よさこいな方々のリハーサル中の前を通過して城に潜入します。
しゃちほこがありました。金じゃないんですね。
しゃちほこ=金 の64ビットの脳みその私です。
防御力の高そうな兜がありました。ただ奇抜すぎるので、肉体的ダメージは防げますが、精神的ダメージは免れません。
展望台までは急登が続きます。
転落防止の網があるため残念な写真しか撮れませんでした。少し展望を楽しんで、城内にあるベンチで休憩しました。
このお城は中に自販機も搭載しています。
福井県で面白そうなイベントやってますね。福井県もまた足を踏み入れたことの無い土地ですね。いつか、行ってみたいもんです。
閑散としたフェス会場を後にします。来年は打ち切りでしょうか?その後の進退が気になります。
公園の裏手に出ると富山県警察本部が出てきました。こんな所にあるんですね。
ここで敬礼して、駅へと戻ります。お土産買わないとね。
再び路面電車に揺られて、駅へ舞い戻りました。駅とお土産屋がつながっているのでさっそく物色します。
白海老岳が姿を見せました。富山を代表する名峰の一つです。
この量を食べれるのはこのメンバーではジャムロしかいません。
sea-nov氏がアイス食ってました。登山の後にはアイスを食べたくなる人が多いです。
ここで全員水晶Tシャツ来てるので、お土産屋の若いお姉さんがクスクス笑ってました。お姉さん!それが正常です。
土産を物色していると、おばちゃんが、「水晶を販売してる業者さんかと思った」と言ってました。おばちゃん!水晶販売してる人でもこれは着ない!!
土産もそこそこに小腹が減ったので再び駅周辺を散策しました。
シネマ食堂街がとても気になりますが、盗賊のカギを使わないと扉が開きそうにないので、「くやしい!!」とハンカチを噛んで我慢しました。
ご当地的なデパート(?)がありました。ここなら食事にありつけそうです。
入り口の看板が意味不明ですが、進んでいくと地下にご飯食べれそうなところはあるんですが、飲み屋みたいな感じでした。
「あたしゃ、海鮮丼が食いたいんや!海の幸で、きときとしたいんや!!」
ジャムロがここで、「奥に魚って書いてる看板ありますよ」
さっそく行こうじゃないか!!足早に進んでいくと
「ん???」
(;゚Д゚) (゚Д゚;) (;つД⊂)ゴシゴシ ( ゚д゚) ・・・
強盗にでもあったのでしょうか?
手前のおばちゃん、レジのドロアー全開で、その上に覆いかぶさるように寝てます。
ここデパートですよね??
予想外の笑いのビッグウエーブにお腹は満腹になりました。
気持ちいいくらい豪快に寝ているおばちゃん達に敬意を表してデパートを後にしました。
富山駅に戻ってきました!新幹線の時間も迫ってきたのでぼちぼち帰り支度をします。
結局の所海鮮丼は、食べることができず駅前にあるうどん屋に立ち寄りました。
素うどんです。かまぼこに立山と書いてありますが、素うどんです。
こんな悲しい出来事は、静岡県の伊東に旅行して、夕飯にジョナサン行ったとき以来です。
帰りは新幹線で帰ります。巷で噂の北陸新幹線でございます。
駅内はやはり綺麗です。駅でのマナーを可愛らしい動物たちが注意喚起してます。
うさぎのイラストの「風船を飛ばす」は書く必要があったのでしょうか?
待っている時間を使ってビールと弁当を調達します。
新幹線がやってきました。パンダさんの忠告を完全に無視して身を乗り出して写真を撮る人々。
切れ長な目がかっこいいです。鋭いフォルムがスピード感を加速させます。
新幹線は3列シートでそこそこ快適でした。
新幹線の楽しみといえば駅弁ですよね。さっそくビールと一緒にいただきましょう。
富山といえば鱒寿司ですね。欲張りな私は、鰤も食べたいのでこちらをチョイスしました。
富山湾を眺めながら新幹線は、東京を目指します。
北陸新幹線はトンネルが多く、携帯の電波がしばしば圏外になりました。
新幹線を上野で降り、二人とはここで別れました。
そしてホームグラウンドである北千住に帰ってきました。
こうして我々の長いようで短い夏休みは終わったのです。
◎まとめ◎
富山県はあくまで、富山駅近辺を散策しただけなので、富山のほんのごく一部を見たに過ぎません。
ただ、豊富な海の幸と、富山城とその周りで暮らす人々の息遣いを少しは味わうことができました。
また別の機会に再来し、他の地域も歩いて回ってみたいものです。
これで本当に2015年の夏休みのお話は完結です。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。<投稿者やけん>